テーマ:私の手帳活用法(1249)
カテゴリ:革物
先のエントリーで紹介したAsinal of Londonのデスクダイアリーが届きました。
注文してから、約一週間です。しかも名入れも行いましたので、 国内メーカーにオーダーするのとほとんど変わらないリードタイムです。 DHLで届きました。 送料は公式サイトには£18.50と書かれていましたが、 インボイスには£15.74と記載されていました。 また、それとは別にHandling&Insuranceが£6.15 VAT(これ掛かるのおかしくない?)が£2.76掛かりましたので、 製品金額以外の諸費用は£24.65です。 今のレートだと、1GBP=155JPYぐらいなので、3,820円ですね。 まあ、海外通販だと妥当なところかと思います。 購入したのは、この3点です。 元々、手帳を購入するのがきっかけでしたが、 その他にも欲しいものがあったので、あわせて購入しました。 さっそく、簡易梱包をやぶって登場のダイアリーです。 公式サイトで見たのと同じ色合いです。 いや、少し暗いかな? でも、この色はとても美しく、ただただほれぼれします。 装丁に使われている革はとても薄く、そして、柔らかい仕上げです。 特有のブルームもなく、一見普通のソフトカーフのようです。 ただ、ブライドル独自の鈍く底光りする艶感は見られます。 これは使っていくうちに変化が生じるのでしょうね。 そして、手染めによる色合いですが、絶妙な色ムラがあり、 とても高級感のある仕上がりです。 ノドと花布、地部分です。 天地、小口は金箔仕上げされています。 英国製にしては、丁寧な作りではないかと思います。 見返し部分は、あまり厚くない紙が使われています。 チリの仕上げも及第点ですね。 金を一部にあしらったブランドロゴが印刷されています。 (これがけっこう適当な印刷で、らしいといえばらしいですね・・・) スピンは幅広め、長さも長めのものが用意されています。 次のページを開くと、2009と大きく書かれた文字が目を引きます。 ここからが本体に使われている紙と同じもので、 写真ではフラッシュを焚いた為白っぽくなっていますが、 実際にはクリームがかった色で、中性紙を使用している模様です。 さらにページをめくると、個人情報を記載するページになります。 左下のちょうど指で押さえているところは、切り取り線が入っていて、 使ったページを切り取り、捲り易いようにする工夫がついています。 そのパーソナルデータの上部分です。 自分の情報や会社の情報を記載できるようになっています。 下部分は取引銀行名や、弁護士!、会計士!!、医者などの情報と、 個人情報を記入できるようになっています。 "Vehicle breakdown"というところのみ、意味がわかりませんでしたが、 これは、車が故障した際に呼ぶレッカーの情報の事ですかね? さらに次のページに進むと、カレンダーがあります。 左ページに2009年のもの、右ページに2008年と2010年の カレンダーがあります。土日や祝日が赤く塗られていることはありません。 全て黒文字で統一です。 次のページですが、 左ページは、国別の祝日一覧です。 アルファベット順に並んでいますが、日本はありません。 欧州の国がやはり多いですが、中国や香港、オーストラリアなどもあります。 マルタや、ルクセンブルクもありますが、フィンランドやモナコはないですね。 いったいどういう基準で選んだんだろう・・・ 右は、国際電話コード(これは日本もあり)、各都市のロンドンに対しての時差、 洋服のサイズ換算表が載っています。あると便利ですが、家に常備しての 日記帳には不要なものですね。 次のページは、年間予定です。 1ページで3ヶ月分なので、合計4ページあります。 ここは日曜日だけ赤くなっています。 やっと日記本体部分にたどり着きました。 2008年の12月26日から始まりです。 1日1ページの構成で、月と日と曜日が一番上に載っており、 その下には、各国の祝日と、1年の累計日数と残り日数が書かれています。 この日だと、(361-5)361日目で、残り5日という事ですね。 本文のところは、バーティカルタイプで、8時ー19時が2行毎に振られています。 その下には、色が変わって、メモスペースが6行分あります。 12月31日と1月1日のセットでお終いになっています。 余計なページを入れないところが良いですね。 本体の下部分です。 その日の歴史的な出来事が書かれています。 ちなみにこの12月26日は、1865年にジェームス・メイソンによって、 コーヒーパーコレイターがアメリカで発明された日です。 うーん、他に何かもっとすごいことはなかったんでしょうかね・・・ ほぼ日のお言葉と変わらないような気がします・・・ 最後のページはメモを書けるようになっています。 その次のページからはカラーで世界地図がついています。 全世界の地図の後は、西ヨーロッパ、東ヨーロッパ、北アメリカ、南アメリカ、 アフリカ、中東、アジア、オーストラリア、UK&アイルランド、UK&アイルランドの詳細図 となっています。この並びも、なんだか英国的ですね。 ちなみに日本地図はこのような感じです。 けっこう細かい情報まで出ています。 都市名に誤植もなさそうですし、高速道路の情報まで出ています。 後ろの見返しは2010年の年間予定表がついています。 もう後数ページ、普通の紙を使えばよかったのにと思わなくもありません。 装丁の裏面にはブランド社名が金押しされています。 表は間に緩衝材を挟んでフカフカしていますが、 後ろは何も入っていないので固い感じです。 と、ざっと紹介してきました。 僕の知る限り、ここの製品を紹介しているところはないと思いますので けっこう細かいところまで書いてみました。 構成といい、内容といい、けっこう細かいところまで考えられているなという印象です。 それで、肝心の紙質についてですが、まだ何も書いていないので なんともいえません。これだけ持ち上げておいて、イザ書いてみて 抜けや移りがあったらショックなのです。 でも、けっこうな薄さの紙なので、試すのが怖かったりもします。 これはそのうちに、心を落ち着けてトライしてみたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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