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Jan 20, 2006
XML
カテゴリ:戦略
----- Original Message -----
From: ""LTE事業部事務局""
To: 曹操閣下
Sent: Friday, January 20, 2006 11:30 AM
Subject: KON97【百貨店とGMSのシナジー】~大前研一ニュースの視点~



>
> ━ 世の中どうなってんの…?大前さん!! ━━━━━━━━━
>
>    大前研一 『 ニュースの視点 』
>                 2006/01/20
> ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
>
> 百貨店経営に乗り出すセブン&アイの勝算
>
>
> セブン-イレブン、イトーヨーカ堂を傘下に持つセブン&アイ・
> ホールディングスは12月26日、そごう、西武百貨店を傘下に持
> つミレニアムリテイリングの発行済み株式の65%を取得し、経
> 営統合すると発表した。
>
> 両者を合わせた売上高はおよそ4兆6000億円となり、最大手のイ
> オンを上回ることになる。
>
> ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
>
> ●イオンとの競争で大きな賭けに出たセブン&アイ
>
> 実はこの統合は、ある程度予想されていました。それはなぜか
> というと、このミレニアムリテイリングの株の65%を野村證券
> グループの野村プリンシパル・ファイナンスが保有していたか
> らです。
>
> 65%の株式を保有していると、その会社は連結対象になってし
> まう。百貨店と連結対象になる証券会社は”さま”にならない
> ということで、誰か買ってくれる人はいないかと探していたの
> ではないかと思います。
>
> 一方、イトーヨーカ堂グループとしては、社名もセブン&アイ・
> ホールディングスと変更をして、セブン-イレブンを中心にイ
> トーヨーカ堂そのものを傘下に持つような経営形態の変更をし
> ました。しかし株価の反応は薄く、あまりパッとしないので、
> 今後の展開を模索していたようです。
>
> そこへこのミレニアムの話が野村から持ちかけられた。ミレニ
> アムは、経営破綻したそごうを西武百貨店が実質的に統合した
> ものです。それを野村プリンシパル・ファイナンスが買い、さ
> らに今度は野村からセブン&アイが買うことになった。
>
> ミレニアムは財務諸表も良好な会社ですし、イオンの後塵を拝
> する形のセブン&アイは、「ここで形勢逆転をはかるためには
> こういう買収もいいだろう」ということで、今回の経営統合に
> 踏み切ったのでしょう。
>
> ただ私はこの経営統合は大きな賭けだと思います。今、百貨店
> というのは構造不況の斜陽産業になっていますから、それを傘
> 下に持ったところで、大きなプラスになることはない。
>
> ミレニアムの経営者の和田繁明さんは非常にしっかりした人で
> すから、そういう点では恵まれています。しかし斜陽産業であ
> る百貨店をセブン&アイの鈴木さんがなぜ今、抱え込もうとし
> ているのか、疑問です。
>
> 一部報道では、今回の経営統合は外資大型小売業の日本参入に
> 対する防衛策の一つではないかと言われています。
>
> しかし外資の百貨店が日本に入ってくる予定もありませんし、
> もし来たとしても、そんなにうまくいくとは思えない。GMSと言
> われる従来型のスーパーではカルフール、ウォルマートといっ
> たところが日本へ参入してきましたが、これもあまりうまくいっ
> ていないのが実態です。そうなると外資の何を恐れているのか
> わからない。
>
> 一方、今回セブン&アイは、そごうと西武が統合して収益が出
> てきた瞬間をつかまされていますから、今後これらの百貨店を
> 高収益体質に持っていくのはなかなか難しいのではないか。
>
> どちらかというと、今回はイオンにあおられて、ミレニアムと
> 売上高を合わせることで日本一の小売業という名目を手に入れ
> るのが目的だったのではないかと思います。
>
>
>  【 ホームページ 】
>  【 大前研一のHP 】

___________________________

★これは大前先生らしくないこと。

 疑問があったら、ぜひ鈴木先生の会長室にお電話して率直に意見しつつ、質問をぶつけて聞いてみたらいかがでしょうか。
 このような大きな企業戦略の問題を経営学の専門家が「予測・目測」で語ってはならないと思います。

 セブン&アイ・ホールディングスが最も悩んでいる問題は、駅前のイトーヨーカ堂の処分問題。
 そして高齢化社会への対応。
 駅前のスーパーを見捨て、大きな駅の百貨店に買い物に出て行く主婦たちをどう取り込むか。

 既存のスーパー経営は、コンビニの発想をするとムダだらけ。
 しかも、品揃えを豊富にしても客は多くならない。

 もしスーパーと百貨店をそれぞれコンビニ発想でアイテム絞りをして、都心の売れ筋を中心に機敏に品揃えができる姿にしたら。
 それをイトーヨーカ堂と「そごう」の二枚看板で出したら。

 すべての問題に回答が出るではないですか。
 これが鈴木会長の読みなんですよ。 





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Last updated  Jan 20, 2006 12:56:04 PM
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