春ごはん
今日は我が家の春ご飯です。 筍ご飯、フキと蕨の煮物、子持ちカレイの煮付け、お吸い物・・・なんか渋い組み合わせでしたね・・・春になると週に何回でも大好きな新たけのこ料理をしてしまいます。天ぷら、焼きたけのこ、煮物に、炊き合わせ、筍ご飯・・・・新たけのこの美味しさは旬ならではの味わいで、なんともいえませんね。その後はお正月の煮物のように仕方なく使いますが、あまり美味しく感じたことありません。それから、フキは、亡き父が大好きでした。春になるとたくさん買ってきたものでした。 フキは下ごしらえに手間がかかるのでこんなにだれが調理するのでしょうと・・・。こんな思い出もさながら、春は、山からの贈り物がホントたくさんありますね。ふき、蕨に、ぜんまい、こごみ、ふきのとう・・なかなか下ごしらえも大変ですが、少し渋かったりほろ苦がかったりして・・・なんか大人の春の味ですよね。そんなわけで、今日はふきとふきのとうについてのお話。ふきは、3月~6月くらいが旬で、ほろ苦さと独特の香りとしゃきしゃきした歯ごたえを楽しむ春野菜です。空洞の葉柄の部分と葉の部分を食べます。ふきの下ごしらえのポイントふきはまず適当な長さに切り、まな板の上にのせ、塩を振り、板ずりします。塩につけたまま沸騰した湯にいれ、茹でます。細いものから冷水に放って茹でさましていきます。茹ですぎないように注意。冷めたら河をむきます。切り口から表面の皮をつまんで引いていきます。下ごしらえが終わったら・・シンプルに、だし、砂糖、塩、酒、薄口しょうゆを煮立てた中に入れてさっと煮含めます。ふきのとうはふきの若いつぼみです。旬は2~3月くらい。葉柄と同じようにほろ苦さが鮎で魅力の一品です。下茹でして、水にさらすとあくが抜けて苦味が和らぎます。 天ぷらやふき味噌などにすると美味しいです。シンプルな素材こそ少しの手間暇をかけて、美味しく頂くのが春の掟・・・大人の春の味覚を是非ご堪能ください。 FOOD&TABLE CREATIONの美味しい野菜のショッピング