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WD20EARS を Linux で使うことにした。いわゆる bigsector と呼ばれるものだ。少し繋いで見てみると、論理セクタ長は 512 byte で見える。普通のドライブだ。ドライブのラベルにも、"All other OS configurations - drive is ready for use as is" と書かれている。「それなりに使えるから」という感じだろうか。
何も工夫せずに fdisk と mkfs.ext3 出来る。しかし、遅い気がする。そこで、windows 上で WD Align System Utility を使う事にした。 大まかな手順は、 (1) WD20EARS のジャンパピンの設定は、特にせず全て open の状態とした。 (2) Align System Utility は PC に接続している全ての Western Digital 製ドライブを Align しようとする。Align をしようとするドライブ以外は Western Digital 製ドライブを外しておいた方が良いだろう。WD20EARS は SATA 接続にする必要がある。Web 上では USB 接続に対応している様な事が書かれている。しかし、良く読んでみると、USB 接続の箱から出して SATA 接続にすると書かれている。 (3) Windows XP の PC で WD20EARS にパーティションを作成、Quick format にて NTFS ファイルシステムを作る。 (4) Align System Utility を起動し、(4-1) jumper で 7-8 をショートしていないので「"A" と入力」、(4-2) 続行のため何かキーを押す。"Please wait" と出るので暫く待つ(5~10分くらい)。(4-3) "Y" と答えて、Align を始める(もしかしたらここで念押しの入力があるかもしれない。これも長い 30~60分)。 (5) Windows 上の作業は終了なので、PC をシャットダウンして WD20EARS を Linux PC へ移す。 (6) /sbin/fdisk でパーティションの ID を 83(Linux) へ変更する。因みにパーティションテーブルの詳細を見てみると次の様になっている(ID は NTFS のまま)。start が 2048 になっていて確かに align されている。 Disk /dev/sdd: 255 heads, 63 sectors, 243201 cylinders (7) /sbin/mkfs.ext3 -b 4096 /dev/sdX1 の様にして(X の部分はドライブ名) block size 4096 で ext3 でフォーマットする。ラベル付けが必要なら -L label の様にオプションを付け足す。 (2)~(4) の作業は Windows Vista/7 なら普通のパーティション作成と NTFS フォーマットで達成できるかもしれない。 Windows7 以外だとちょっと使いずらい WD20EARS だ。秋葉原価格は EADS より EARS の方が高い。既に Windows7 中心で価格付けが定着している様だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.02.14 04:45:15
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