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ふるた技工所(てっこうしょ)

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修理記録

2021.01.18
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カテゴリ:修理記録
間が開いてしまった。ハードオフジャンク 税込 330 円 スイッチ付き HUBがどの様に PC から見えているか調べてみる。Linux に繋いで USB BUS tree 構造を見てみる。リンクになっている部分が当該の HUB だ。配線の通り VL812 の 1 ポートの High Speed 接続を FE1.1 に接続している。変則的な構造なので、接続に問題がでる可能性がある。
/:  Bus 04.Port 1: Dev 1, Class=root_hub, Driver=xhci_hcd/2p, 5000M
    |__ Port 1: Dev 2, If 0, Class=Mass Storage, Driver=usb-storage, 5000M
    |__ Port 2: Dev 4, If 0, Class=Hub, Driver=hub/4p, 5000M
/:  Bus 03.Port 1: Dev 1, Class=root_hub, Driver=xhci_hcd/2p, 480M
    |__ Port 2: Dev 2, If 0, Class=Hub, Driver=hub/4p, 480M
        |__ Port 1: Dev 3, If 0, Class=Hub, Driver=hub/4p, 480M
リンク先に詳細な descriptor を格納してある。

VL812 の descriptor を見てみる。Self Powered だ。VL812 に Bus Powered/Self Powered を外部入力する端子は無かったはず。改造前の descriptor を見ていなかった。恐らく初めから Self Powered と申告していたと考えられる。
Bus 004 Device 004: ID 2109:0812 VIA Labs, Inc. VL812 Hub
Device Descriptor:
  bLength                18
  bDescriptorType         1
  bcdUSB               3.00
  bDeviceClass            9 Hub
  bDeviceSubClass         0 Unused
  bDeviceProtocol         3 
  bMaxPacketSize0         9
  idVendor           0x2109 VIA Labs, Inc.
  idProduct          0x0812 VL812 Hub
  bcdDevice           85.64
  iManufacturer           1 VLI Labs, Inc. 
  iProduct                2 USB 3.0 HUB
      
  iSerial                 0 
  bNumConfigurations      1
  Configuration Descriptor:
    bLength                 9
    bDescriptorType         2
    wTotalLength           31
    bNumInterfaces          1
    bConfigurationValue     1
    iConfiguration          0 
    bmAttributes         0xc0
      Self Powered
    MaxPower                0mA
-- snip --
  SuperSpeed USB Device Capability:
    bLength                10
    bDescriptorType        16
    bDevCapabilityType      3
    bmAttributes         0x00
    wSpeedsSupported   0x000e
      Device can operate at Full Speed (12Mbps)
      Device can operate at High Speed (480Mbps)
      Device can operate at SuperSpeed (5Gbps)
    bFunctionalitySupport   1
      Lowest fully-functional device speed is Full Speed (12Mbps)
    bU1DevExitLat           4 micro seconds
    bU2DevExitLat         231 micro seconds
  Container ID Device Capability:
    bLength                20
    bDescriptorType        16
    bDevCapabilityType      4
    bReserved               0
    ContainerID             {4c4a381d-c1db-6b49-ba47-39b6ef7f8a0b}
Device Status:     0x0001
  Self Powered
Self Powered 改造をしたので、合っている descriptor になった。

しばらく日記をサポっている間、ずーと電源は入れたままにしてある。燃えていない。






最終更新日  2021.01.18 00:57:28
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2021.01.03
カテゴリ:修理記録
前の日記の続き、ハードオフで買ったジャンク 330 円スイッチ付き HUB を調べてみる。そのままでは Self Powered で使えず、High Speed の HUB tree 構造からして規格通りに使える port は Super Speed x 3 + High Speed x (3 + 1) だった。



DC in jack を取り外して周辺回路を調べてみる。この jack は戻さず center 2.1mm jack を外出して取り付ける予定だ。



VBUS line を調べてみた。DC in jack の周辺に未実装の抵抗があった。抵抗が無いので、DC in jack に AC アダプタを繋ぐと self power を上手く供給できないことが分かった。UFP の VBUS と衝突する。


VBUS line の PDF 回路図

DC in jack の +5V は内部回路と各ポートの VBUS スイッチに直接繋いであった。DC jack に何も繋いでいなければ、VBUS になにも影響は無い。

Jack out で P channel MOS FET を pull down して UFP からくる VBUS 電源を直通さる。Jack in で P channel MOS FET を pull up して、UFP から VBUS をダイオード経由で取り入れ、Jack からくる 5V はそのまま内部回路と VBUS スイッチへ入ってくる。

各 port の VBUS は alternate push switch で on/off し、LED で on/off を確認できる様にした回路だった。最も簡単に作られた回路だ。

未実装だった抵抗を取り付ける。半田付けをもう少し綺麗にすれば良かったか。UFP から来る配線の半田付け部分とシールド線剥き出し部分は高周波ワニスを塗り絶縁する。



High Speed HUB contoller 周りの構成を調べる。D+, D- ペアラインを追う。



VL812 の High Speed port1 端子から FE1.1 の上流側へ入り、FE1.1 の port1 が Super Speed port1 へ戻されていた。



ブロック図に書き起こしてみる。うーん、これだと規格違反だなぁ。規格に抵触しない使い方は、Super Speed port P1 を Super Speed で使わないことだ。



Super Speed と High Speed は 2 階建て構造なので 1 階部分の High Speed と 2 階部分の Super Speed はある程度独立している。もしかしたら、何事も無く動く?

調子よく使いたければ、この日記の一番初めに出した画像の通り、真ん中の Super Speed port に Super Speed device は繋がない方が良い。黒いコネクタのマウス・キーボードを繋ぐのが無難だ。あるいは、Micro B conecctor が出ている少し古めのスマホを繋いでおくのが良さそうだ。

PC に self powered HUB として申告しているのだろうか?






最終更新日  2021.02.01 00:08:12
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カテゴリ:修理記録
ハードオフで税込 330 円でスイッチ付き HUB を買う。見た目で Super Speed 4 port, High Speed 3 port 構成だった。



裏側のラベルに型番らしき表記が無い。青色をしたポートがあるのに High-Speed USB Hub MANAGER と書いてある。USB 3.0 USB 2.0 が併記してあり仕様が謎だ。



鑑定できないから、330 円でジャンクになったのだろうか? スイッチ付きの HUB で使い勝手が分かりにくいのが安さの原因だろうか?

店で見たときに Self Power で使うための DC in 端子が真っ黒くなっていたことを確認していた。恐らく前の使用者は Self Power で使ったことが無いと考えられる。



Super Speed は 1 ポート当たり最大で 900mA 流れる。BUS Power で使うには電力不足になってしまう場面が多く、実用にならなかった様に思う。

開けてみる。ネジ山が潰れ掛かっていた。ジャンパー線が掛かっていた。あれ?修理を試みたの?フラックスと半田が飛び散った屑が広がっていた。状態が良くない。ショート気味だったのかな。



部品面を見てみる。VBUS を On/Off する alternate プッシュスイッチ、左側に FE1.1 High Speed USB HUB controller, 右側に VL812 Super Speed USB HUB controller が見える。



使用している FE1.1, VL812 の機能を考えると、スイッチの On/Off を Hub port disabled と言った status として捕らえることはできない。あるいは能動的に Hub port disabe/enable と言った制御も出来ない。



うーん、FE1.1 と VL812 の組み合わせ、もしかして USB 規格に照らし合わせて、規格違反なのかな。

USB 3.2 規格に次の様な一節がある。太字で強調した部分に違反しないように構成する方法有ったっけ?思いつかない。

3.2.6.1 Peripheral Devices
A USB 3.1 peripheral device must provide support for both Enhanced SuperSpeed and at least one of the USB 2.0 speeds. The minimal functional requirement for the USB 2.0 speed implementation is for a device to be detected on a USB 2.0 host and allow system software to direct the user to attach the device to an Enhanced SuperSpeed port. A device implementation may provide appropriate full functionality when operating in the implemented USB 2.0 speed mode.
Simultaneous operation of Enhanced SuperSpeed and USB 2.0 speed modes is not allowed for peripheral devices.

VL812 の足回りを確認する。LED を追加できないだろうか?LED 端子が出ていない?側面に半田が付きそうな端子が見えない。



この HUB を使うための留意・検討事項を挙げてみる。
  • 再半田付け、基板清掃、配線絶縁化作業が必要
  • BUS power では電力部不足になる
  • Self Power で使うための DC in 端子は黒化していて接触に難有り
  • DC in 端子の規格は不明、Center 2.1mm 仕様(何でも DC plug)が使えるように改造した方が勝手がよさそう
  • LED 取り付けは諦める(FE1.1 側は付くかもしれない)
  • VL812 + FE1.1 構成は USB 規格違反の可能性有り、FE1.1 側の接続と VL812 の一部ポートの接続がおかしい可能性あり
使う積もりで買ったんだよな... 長くなったので、一区切り付ける。続きの日記、Self Powered HUB として使うため調査と HUB tree 構造調査






最終更新日  2021.01.03 23:40:05
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2020.08.25
カテゴリ:修理記録
先に blog で出した調理用温度計の電池交換をした時の記録を書く。



調理用ゆえに、元々電池交換ができないのが正しい作りなのだと思う。裏側を見るとネジ止めされている。ネジを使ってはいけない器具だと思う。



ネジが外れて、食べ物に入るようなことがあってはいけない。ネジを使わずはめ殺しで作ったとして、万が一はめ込みが外れて外装が食べ物に入ったとして、容易に見つかり、口に入らない様な形と色になっていた方が良さそうだ。

たしか、千石電商の店先でジャンク箱に入って売られていた品だった。作りからして調理現場で使えないから、ジャンクだったのかな。

調理以外で使いたいなと思って買った。使おうとしたときに電池切れになっていた。ネジを外して、蓋外周の接着剤を剥がす。



LR44 電池が電池ホルダーに嵌められた形で出てきた。脱着容易なホルダーだったのが意外だった。電池交換できそうだ。



O リングパッキン、ゴムシールで防水されている。これも一度分解すると防水機能が弱くなるはず。グリスが塗られていた。食品使用可能なグリス?

LR44 電池に TOSHIBA と刻印されていた。本当に東芝製なのかな?なんとなく怪しく思うのは、'S' の文字が点対称ではなく、上下曲線部分の懐というか、膨らみが非対称。'B' の文字も上下で膨らみが違う。



電池ホルダーの電極に当たるかもしれないところに 7L と印刷するのは有りなのだろうか? ダイソーの乾電池だと使用期限が負極に印刷されているのを見たことが有る。



電極に若干の錆が見られる。周囲の電子部品を汚したり、侵すほどの液漏れは無い。



後釜は秋月で売っている LR44 タブレットだ。似たりよったりか。






最終更新日  2020.08.25 08:37:38
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2020.08.20
カテゴリ:修理記録
業者さんとのやりとりで FAX を使う事になった。ひさしぶりに文面を FAX で受け取る。メモリに記録された文面を印刷すると紙詰まり。下の画像は紙詰まりの状況を見るために、コピー機能を使った時に詰まった紙。



紙って不確実な物だな。この FAX 機は中途半端な紙詰まりで印刷すると、文面は殆ど読めないのに印刷完了したことになって、メモリが消えて内容を失う。UI に疑問を感じる機械だ。

こんなことに手を煩わし、受信・送信ともメールに比べて、問題が無くても 10 分くらいは作業時間をロスする。FAX 通信は昭和な仕事だ。

紙の右側にシワが多くよっている。カバーを開けて見える上部へ排紙する口の右側にゴム片が挟まっていた。



ゴム片を取り除き、給紙 - 排紙が上手く行くようになった。横 20mm x 縦 10mm x 厚 1mm くらいの大きさだろうか?内部に有った何かの部品だと思われる。表面が粘るので粘着テープか接着剤で取り付けたと思われる。給紙部分の紙押さえ? そう言えば 1 枚づつ給紙せず、複数枚紙を吸い込む。



日本の家電メーカーが強かったのはこういった機構、電子回路、素朴なソフト(とは言ってもこの FAX は UI がグラフィックである)が組み合わさった製品だった。インターネットとソフトの時代になり機構では優位性を出せなくなり、電子回路は最先端の半導体は作らなくなったし、設計も海外へほぼ丸投げ。ソフトは海外に全く追従できない。

こうやって故障するのを見ていると、日本の品質管理も怪しい。設計段階で作り込む品質が悪化している。

受け取った FAX にメールアドレスが書いてあった。次の通信機会でメールを使おうかな。Word の FAX テンプレートから文面を作るのも時間が掛かる。






最終更新日  2020.08.20 15:45:40
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2020.08.04
カテゴリ:修理記録
風呂釜が故障したので、地域ガス供給会社のサービスショップに電話をした。症状を話しているうちに、「エラーコードを教えてくれませんか?」と聞かれた。

あれ?電話で話す中で機種名を言っていないはず。定期的にガス供給会社が行っているガス機器点検で機種を記録している。自分は姓を名乗っただけのはず。電話番号で照合して、データベースを検索したのかな...

少し戸惑って、メーカー、機種名、エラーコードを伝えた。

メーカー、機種を伝えずにエラーコードだけで故障内容が分かるのだろうか?ネットでシェアがありそうな給湯器のエラーコードをいくつか調べてみる。

おおよそコードと故障状況の対応が一致している。発生したエラーコード 252 で言えば次の表のようになっていた。

給湯器エラーコード 252 が示す状況
メーカー状況
リンナイふろ水流スイッチの故障
ノーリツふろ循環系統の故障または異常
パーパスふろ水流スイッチ異常
パロマふろの追い焚き配管の凍結の可能性
排水栓をし忘れる

百の位の数値は大分類的な扱いのようだ。メーカー毎の機構の違いで微妙な意味の違いがあっても、致命的な勘違いは起こさないようにコード体系を作っているようだ。

HTTP response code の様な仕組みだったのか。






最終更新日  2020.08.04 12:33:33
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2020.08.02
カテゴリ:修理記録
PCI スロットに SCSI ボードを差し込む積もりで、M2A-VM HDMI マザーボードの PC を開ける。コンデンサが膨れているのが見えた。1 箇所だけかな... 混んだ場所で作業していたので、全体が見えず。懐中電灯を当てて見て 2, 3 箇所を確認した。



SCSI ボード差し込むのは無理か、マザーボードをケースから外すことにした。同じ 6.3V 820uF のコンデンサが 6 個膨らんでいる。

上の画像の様に、電圧系統を調べたのは後のことだ。調べる前は「え?同じ電圧系統が全滅?」と思い電源ユニット Enhance ATX-0250GA (500W PFC) を開けて確認する。



ヒートシンク下に 2 次側コンデンサが並び、角度を変えながら見回す。膨らみがあるコンデンサは見当たらない。

日本ケミコン KZG 6.3V 820uF ばかりなぜ膨らむのだろう。膨らんでいないのもある。電圧系統を調べてみる。5V, 5VSB, 5VSB を上流とするアナログレギュレータ下流, Vterm (DRAM bus 終端電圧), 5V はなぜか USB ポート周りが膨らむ。5VSB も殆ど使った実績がない USB ポート周りだ。



6 個のコンデンサの使用条件が違うことが分かった。修理後発熱状況を触診で診てみると、隣接しているレギュレータで炙られているコンデンサと、リプルが大きいと思われるコンデンサが有りそうだ。

シルク印刷と極性の関係に要注意だ。白く塗られている方が正極、塗られていない方が負極だ。メーカー毎にシルク印刷とコンデンサ極の対応は違う。周りのコンデンサも含めて、対応を確認する。



コンデンサを 6.3V 1000uF OS-CON に変えることした。系統が違うのと、5V, 5VSB は負荷される容量が変わることがあり得ること、Vterm を含むアナログ電源系は、隣接するレギュレータが熱く、負荷電流が多そうだ。容量が増えても、まぁ、大丈夫かな... と見込む。



コンデンサは小型なので PCI スロットよりも頭が低い。拡張カードも当たらない。



マザーボードを外す時点で、「新しいマザーボードに入れ替えるか...」と何となく思っていた。出費が痛いのは分かりつつも、2, 3 ヶ月前からネットで新しいマザーボードと CPU を物色し始めていた。うん、新しい物を探すと壊れる法則が発動した。

修理を終えて、M2A-VM HDMI が元いた PC ケースには別のマザーボードが入っていた。段ボール箱の上に座らせ、8Gibyte の主記憶にネットワーク・ブートした Linux を乗せて動作確認、20 分ほど動かして、交換したコンデンサに異常なし。

段ボール箱に入れて仕舞う。Phenom II X4 945, 8Gibyte、命令セットが足らず Android Emulator は動かなくなり、ビルドも少し難儀する。






最終更新日  2020.08.02 02:01:41
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2020.06.18
カテゴリ:修理記録
あれ? 第 2 サーバーにアクセスできない。第 2 サーバーは主に http proxy と各種のバックアップを担っている。ping, ssh を含めて、ネットワークアクセスができない。サーバー本体を見てみると、いつも通りな発光パターンで HDD アクセスランプが点滅している。なんというか、不定期なんだけど、ログを吐いたり、Page In するようなリズムがある。

リセットボタンに伸ばした手を引っ込める。少し視界を広くし、HUB を見てみる。

あれ?電源ランプ以外は消えている。イーサーネットケーブルを抜き差ししても、ポートランプは点かない。電源を入れ直してみる。投入直後の LED 全点灯動作が起きない。

HUB 壊れたのか。予備の HUB に置き換えてネットワークアクセスは復旧した。

壊れたと思われる HUB を試験しやすい場所に持って行く。下の画像で左側の HUB だ。Port 1 にケーブルを接続しても、port ランプは点かない。



なんだな。仕事先に持ち込んで、引き上げた HUB が休眠している。運用に支障はない。動作比較用に並べた右側の HUB は接続したポートのランプが期待したネゴシエーション状態で光る。



ポート 1 ~ 8 を動作試験、全て接続しない。交換前に確かめた状態は再現する。



購入記録を確認してみる。2008/5 に購入していた。購入後直ぐに使い始め、停電・引っ越しなどの特別な状況以外は通電し続けている。12 年間使えば壊れても仕方無しだな。



7,280 円か、今時買うと、3,000 円でおつりがくる。買った当初は機能的に 3 世代くらい進んでいた。第 2 世代で Jumbo Frame 対応、第 3 世代で省電力化がテーマだった様に記憶している。

ほぼ全ポート何かの機器に繋がることになるのに、省電力化に惹かれたんだっけ。

分解しよう。底にネジが無い。



前面パネルシートの裏にネジが隠れていた。



No.1 + ドライバーに嵌まるネジを使っていた。ケースは最大で 11 port あるいは、10 port + インジケーター 2 個までの製品と共通だった。



塗装剥げが汚く見えるなぁ。どうしようも無かったら、ラベルテープでダサく作り直すか。

電源ユニットのコンデンサ劣化だ。左下に見える黒スリーブのコンデンサ 2 個が膨張していた。起動時 LED 全点灯せず、全ポート接続できない状況と整合する。



出力が 1 系統しか無いのにコンデンサ 2 個が膨らむ?膨らみ方も違う。基板パターンを追うと、この 2 つのコンデンサは並列接続されていた。隣接する整流ダイオードの発熱影響の差かな?



封止ゴムが弾けそうになるまで膨らむのか。仕様は 10V 1000uF 低直列抵抗型。



部品箱に転がっていた東信工業 UTWRZ 10V 1000uF に交換する。そう言えばこれを買った千石電商はご無沙汰している。コロナウイルス流行でどうなっているのだろう。



基板にはコンデンサの - 側に白いマーキングが付いていた。少し熱で焼けている様に見える。電解液による汚損は気にならない程度か。



2 次側の回路定数を読んでみる。高精度抵抗は 16.0kΩ(1602) と 5.76kΩ(5761) か。TL431 型のシャントレギュレータを使っているとして、出力電圧 Vout = ( 2.495V / 16.0kΩ ) * (16.0kΩ + 5.76kΩ) = 3.39V 位なはず。



再び組み立てる。うーん、プラスチックネジ締めにくいなぁ。



動作確認してみる。電源投入時に LED 全点灯動作し、ポートに接続してポートランプも期待するネゴシエーション状態で点灯する。



交換した電解コンデンサも破裂せず。ん?そう言えば電源の出力電圧確かめたっけ?またバラして確認してみる。3.395V は回路から読み取った値に近い。


画像をクリックすると、動画をダウンロードして再生します。

あれ? 3.412V に上昇する?AM ラジオを近づけて、動作音を聞きながら電源電圧を測定する。ああ、なにもケーブルを接続しなくても、何かの動作/休止を繰り返しているのか。


画像をクリックすると、動画をダウンロードして再生します。

HUB から出るノイズと同期して電源電圧が変動する。2 次側出力に 2000uF (= 1000uF x 2) も負荷していれば、負帰還の Loop Gain は高くできないよなぁ。想定できる変動なのだろうな。

修理記録のラベルを付けて、おもちゃ箱へ入れる。







最終更新日  2020.06.18 02:04:36
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2019.08.08
カテゴリ:修理記録
ガスレンジを点火しても、すぐにコトッという音がしてガスが止まるようになった。立消え安全装置が作動したのかと思った。


クリックするとダウンロードの後、動画再生します

風も、噴きこぼれも、ゴトク・バーナーの斜め差し・置きも無い状態で発生するので、電池切れ?なのかも、と思い電池を交換することにした。電池交換のおしらせサインは点いていない。



電池ホルダーを引き出すと「お試し用乾電池」「アルカリ乾電池単1形(1.5V)と交換して下さい」と書かれた電池が出てきた。設置作業時に自分で取り付けたはずなのに、変わった外装の電池のことは忘れていた。



電池の正極・負極を見回してみて、何か違和感というか、「変わったアルカリ電池だな...」という感が有った。



電池の負極を見てみる。使用期限は 2020 年 9 月、期限は残っている。短い様な... 買ってから 1 年と 8 ヶ月ほどで残り 1 年?お試し電池だし。電極の窪み深いような。



電池の構造と反応式に典型的な電池の構造図が書かれている。アルカリ電池の電極は電極金属片を使ってあった場合、フラットか、マンガンに比べて窪みが浅い記憶がある。

デジカメで撮った画像を点検してようやく違和感の原因に気づく、出てきた電池はマンガン電池だった。マンガン電池の外装に「アルカリ乾電池単1形(1.5V)と交換して下さい。」と書かれていた。



小さいときはもっと電池を多く見ていたので、すぐにマンガン電池だと気づいただろう。最近電池は殆ど弄らなくなったので、直感が殆ど無くなってしまった。

ややこしい事をしているなぁ。液漏れの問題、低コストを重視であれば有り得る選択と商品設計だと思う。この選択の意図を理解できる人はメーカー内の人間で何人いるのだろう?

小さなややこしさ(矛盾)をこれで良しとする事例の積み重ねが、本当に危険なことまで正しいかどうか判断しなくなってしまう感覚麻痺に繋がっている様な... このガスコンロを買ったとき、色々と問題が有って話題になっていたメーカーだった記憶がある。

取り外した電池の開放電圧は高い方で 1.395V, 低い方は 1.391V だった。



この電池の電力を使い IGBT で点火コイルをパルス駆動しているはずなので、四捨五入で 1.4V だったとしても、電池の減りが点火してもすぐ消えてしまう原因だと考えて良さそうだ。

アルカリ電池に交換する。点火駆動パルスが短い間隔になった。これが本来の動作なのかと、改めて驚く。買ったときはこんな短周期では無かった。買って使い始めた直後から設計意図通りの動作とは違っているんだよねぇ...


クリックするとダウンロードの後、動画再生します

小さいときは電池大好きだった。すぐに見分けが付いたのに忘れたなぁ...






最終更新日  2019.08.08 15:16:28
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2019.05.20
カテゴリ:修理記録
以前実家で母が使っていた EPSON Direct AT930C を修理することにした。Windows 7 で試したいことがあり、再稼働する。AT930C は Windows Xp 向け PC だ。主要な構成は Pentium 4 2.0GHz (1 thread), 1GiByte Memory, 845G chipset, IDE HDD x 1, IDE Optical Drive x 1, FDD x 1, 100Mbps Ethernet x 1 だ。



Windows 7 を動かそうとすると、845G チップセットのディスプレイドライバとメモリ容量に難がある。Windows Xp 向けの XPDM ドライバを Windows 7 で動かす。Windows 7 のネイティブ・ドライバは WDDM ドライバだ。

1GiByte のメモリだとブラウザを 2 ウインドウ + モニタ・管理用のウインドウを 3 つ立ち上げた状態で秒間 100 回以上のページ・フォルトが断続的に続く。



実家から引き上げたのは 2014年1月頃だ。引き上げた後、2017 年の点検でコンデンサの膨らみが見つかっていた。見た目は僅かな膨らみだった。Windows 7 から Windows 10 への移行が進みつつある状況で再稼働する動機が無かった。忙しいこともあって、修理せず放置状態だった。



たった 3 時間ほどの作業を 2 年サボったことになる。

基板のシルク印刷とコンデンサ極性の対応は要注意だ。白く塗りつぶされた方がコンデンサの + 側、塗りつぶされていない側が - 側ににる。たまたま手持ちで有った 680uF/25V Low ESR 品が有り、これと交換する。



本当にたまたま手元に有ったのだっけ? いつかは交換しようと思って買ったような...

交換して取り出したコンデンサを観察してみる。定数を確認 680uF 10V で間違いない。



底部に染みだした内容物が付着していた。ギリギリで上から見ても判らないように漏れていた。外観に 2 つの異常が認められた。



容量を測定、540.2uF だった。定格の 8 割ほど、交換して良かった。







最終更新日  2019.05.21 08:36:10
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