文筆人･藤井建司のつぶやき

『悲しいことばっかり』by RCサクセションが届いた。
RCがまだ３人編成で、ぜんぜん売れてなくて、不遇な時代を過ごしていた頃にライブハウスで客が勝手に録音していたものを集めて発売したアルバム。
音は悪いけど、ものすごく貴重な音源です。

で、忌野清志郎さんは僕の憧れの人で、むちゃくちゃ影響受けてて……。

なので買いました。たぶん40代になってから初めて買ったCDじゃないかな。
新しい物を貪欲にっていうほうがいいのかもしれないけど、やっぱり思い入れがあるからね。

だけど、部屋でひとりで聴くのもいやだったんで、アイフォンに入れて、さっき街をぶらぶら歩き回りながら聴いてきた。いろんな人とすれ違ったり、道端に座り込んだり、走ったり、後ろ向きに歩いたり、野良猫を冷やかしたりしながら……。もう、足が棒です。

不遇時代といっても収録されているのは、けっこう初期の物みたいな気がする。
もうちょっとあとのもっと切羽詰まったギリギリな感じの曲とか入ってたらよかったのに。
個人的にはyoutubeで聴ける（昔バージョンの）『ダーリンミシン』とか好きなんだけど。アルバムバージョンも好きだけどさ。

昔からRCのアルバムが出る度に、これ、俺のこと歌ってるんじゃないの？　俺の気持ちを歌ってくれてるんじゃないの？　っていう曲が１曲か２曲は入ってたんだけど、今回のはもろアルバムタイトルにもなってる『悲しいことばっかり』。
今、まさにそんな気分。といっても何か悲しいことがあったわけじゃなくて、悲しいこともないのが悲しいっていうか。。。。
けっこう久々に大きな波が来ててさ。参っちゃってるんだよ。どうしよう？

まあ、歌詞の内容は僕が抱えてる問題とは全然違うんだけどね。

とりとめのない日記になってしまった。すまない。
今夜はこれぐらいにしておこう。