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カテゴリ:本・DVD
賢明な読者なら、俺の文体が最近妙だということにすでにお気づきのことだと思う。
そうなんだ。それは清志郎さんに関する本をごちゃごちゃと読んでるからなんだ。 そういえば昔、清志郎さんの文体で小説を書いてみたりしてたっけな。ただこのブログは片手間に書き殴ってるだけなんで、完成度がかなり低いのは大目に見てくれ。 で、読んだ本を紹介しよう。『あの頃、忌野清志郎と ボスと私の40年 』だ。 作者の片岡たまきさんはRCが好きすぎてスタッフになっちまったという人らしい。80年代のRC全盛期の衣装を担当してたんだとか。 中学生のときにRCの聖地巡りをしたエピソードなんか、自分のことのように思えたぜ。 なにしろ俺が初めて上京したのは高校二年生の冬だったんだが、真っ先に向かったのは都立日野高校だったんだ。横に川が流れてて、その土手でモトクロスバイクに乗ってる奴がいて、ドラマみたいだったな。そのあと当然、国立市中区3-1を探したり、大学通りを歩いたり……。でも、RCの事務所に就職してしまうのはすごいな。 で、この本は、ファンからスタートして、最後までずーっとファン目線なんだよ。それが、とても好感が持てた。清志郎さんも変に神格化されてないし、かといってナイーブ過ぎたりもしてないし。今まで語られた清志郎さんの中で、一番、本物に近いんじゃないかと勝手に思ったりしているわけだが。 でも、清志郎さんはもういないんだと思うと、なんだか不思議な気分だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.02.26 12:51:54
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