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カテゴリ:日常
2ヶ月でボロボロになってしまったと友達から譲り受けたゲージは、結束バンドで縛られて補強されていた。 おそらく、噛んでいるのであろう跡が沢山残っていた。 人懐っこく、滅多に吠えることのないハチ。 まだ我が家に来て1週間なので、ハチも自由な姿を私達に見せていないと思う。 ゲージの外に出しているのにも関わらず、外からゲージを噛む姿を先日目撃した。 なぜなのかという事が分かれば、落ち着くというのが人間の心理。 ネットで調べまくり、必要なものがあれば買わなくちゃと思いながら眠りについた。 翌朝、起き抜けに 「育てるとは、相手の自由を認めていくことだ。そうすることで自分の世界を広げていける」 と心に浮かんだ。 それと同時に、幼い頃の双子の子育てを思い出した。 双子は病的に押しボタンに執着していた。 様々なボタンを見つけると、連打する。 外出先で私がトイレへ行くと、毎回悲惨な事になった。 警備員はくるし、ウォシュレットでずぶ濡れになるし。 ブレーキが効きにくい双子。 悪気は全くない。 ただ、ボタンを押したいから押すのであって。 そこに、社会のルールがあるから良い悪いの判断が生まれたのだろうなーと思っている。 ボタンを押す事に、意味もなければ、良い悪いもない。 ただ、純粋に押したいだけなのだ。 何度か悲惨な経験をした私は。 ルールを破りそうな時期は、危険なボタンが目に入らないようにする方法をとっていたし、押しても問題のないボタンは気が済むまで押させていた。 ゲージ、噛みたいんだね君は。 今、噛みたいんだよね〜と思いながら眺めてみる。 様々な事が重なって、噛むという行為になっているのだろうけれど。そんな時期なのかもしれないし、癖なのかもしれないし、本能なのかもしれない。 そして、今日も。 私はまた、子育てのようにただ見守り眺めている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.01.10 23:21:15
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