では、植西聰(あきら)先生の
『好かれる女性になる魔法のメッセージ』(KKベストセラーズ)の
ご紹介の続きです。
「一番いいときの自分が本来のあなたです。
まぐれではないのです。輝いているときの自分が本当の自分なのです」
これも、素敵な言葉ですね♪
自分のことを深く考えている時は、うまくいっていない時が多いから
私たちが自分を認識しているのは、ほとんどうまくいっていない時の
姿なのでしょう。
でも、元気という字では、私たちの「元のエネルギー」の
状態が元気なのだと教えてくれています。
「素晴らしい」もそうですね。
素が晴れているのが、素晴らしい状態です。
うまくいっていない時は、今の自分のだめなところを
見つめるのではなく、1番うまくいっていた時のことを
思い返し、あれこそが自分なのだと、もう一度、奮起したいですよね♪
他にもこんな言葉が…
「誰かと比べて、遅いとか早いとか、
そんなの関係ありません。それが、今のあなたのペースなのです」
植西先生はこんなふうに書かれています。
”自分以外の誰かの人生と、自分の人生は、似ているように見えて、
まったく違う種類のものです。
他人に振り回されないでください。
もっと、どっしりと自分をもってください。
締め切り前にならないと仕事をしない自分の性格がイヤだという人も、
友達はみんな結婚してしまって、自分だけが取り残されたようで悲しいと
いう人も、人のペースを気にするから、心から疲れるのです。
すべては順調に進んでいます。
今、このスピードがあなたのペースなのです”
ほんとに、人には人のペースというものがあります。
で、私なんかもギリギリにならないと何事もできなかったりするので
物事のダンドリがよく、先に先にと進める人が
うらやましくてしようがなかったのですが、
でも、ギリギリにやることで、瞬発力とかひらめきとかは
逆に増しているところもあるのですよね。
それぞれ、適正とか向き不向きもあるので
人と比べないで、自分のペースで過ごしたいものです。
そういえば、随分前に録画していた「野だめカンタービレ」を
最近、やっと全部、観て、ちょっと気持ちが楽になりました。
それは、天才ピアニストの主人公・のだめちゃんの性格。
ものすごく片付けられない女でずぼらで、破天荒。
でも、ピアノに向かうと、ぱっと人が変わったかのように
人の心に響くピアノを弾きます。
その姿を見て、ひらめき脳の強い人は、あんまり
ダンドリがよくないのは、当然かもしれないな~と
ちょっとだけ、自分を責めないで、自分を見れるようになりました。
のだめちゃんと自分を比べるのはおこがましいかもしれないけど、
もし、きちんと整理整頓ができて、何もかもダントリよく
事務的なことができてというタイプだったら
夢中で鍵盤に向かったり、ぱっと詩が降りてきて
手を動かしたらさーっと書けるなんて芸当は
できないかもなーと、思ったのです。
周りのことがあまり気にならないタイプだから
自分のひらめきの世界に没入できる…
アーティスト(?)ってそういうものかも~と
ちょっとだけ、自分を責めるのをやめたら
むしろ、気持ちが楽になって、逆に片付ける気になったり、
マイペースで仕事ができるようになった気がします。
人と比べて悪いところばかり責めるのではなく
自分なりのペースで、自分なりの人生を歩んでいきたいですね~!!
他にもこんな素敵な言葉が…
「どうしても解決できない問題を抱えたときは、
思いきって忘れてしまいましょう。「放っておく」ことが、
善意の解決方法になるのです」
どう考えても解決しないという問題がある時、
そのことばかりを考えていても、一向に埒(らち)があかなくなります。
むしろいったん、放っておいて、他のことに精一杯
取り組んだ方が事態が自然に解決しているってことありますよね。
拙著『恋の天使を味方につける70の法則』の中にも
「恋がうまくいかない時ほど目の前のことを楽しむ」という
項目がありますが、ほんとに何かうまくいかないことがあったら
逆に掃除をしたり、職場で明るい声を出したり
他のことを楽しんでいる方が波動が変わって、
事態が解決するっていうことはよくあります。
片想いで恋がうまくいかない時、
彼にそれとなく、何度も誘って断られ続けたり、
彼から誘われるのをずっと待っていたり…ということをするよりも
むしろ予定をガンガン入れて、女友達とたくさん遊びに行ったり、
他の異性の友達と会ってみたり、セミナーや習い事に行ってみたり
そうやって、忙しく楽しんでいると
急に彼から誘われだしたりするものです。
これは仕事を探している場合や夢でもそうで
からまわりなことをずっと頑張っているより、
他でいきいきと楽しんでいる方が、事態がよくなることはたくさんありますよね。
昨日、たまたまテレビをつけたら、「スタジオパークからこんにちは」に
芥川賞作家の川上美映子さんが出られていて、
最初は歌手だったけれど、全然売れなくてどうしようもない
感じだったのが、音楽から離れて文字だけの世界で
自分を表現してみようと思い立ち、
「ユリイカ」という雑誌に詩を売り込んだところ、
担当者にブログを読んでもらえて、そこから小説を
書く機会ができて、芥川賞作家となり…というエピソードを語られていました。
歌で売れない時にひょいと他のことをやったら
そちらでは、いちはやく成功して今や芥川賞作家。
うまくいかないことに執着して悶々としているより
ちょっと気分転換の方向転換をしてみたら、
ぱーっとうまく行くってことも、よくあることですよね。
今、うまくいってないなーと思うことがあったら
それを正面から取り組んで嘆いたり、もがいたりするより
ちょっと気持ちを楽にして他のことを楽しんでいた方が
物事がうまく廻り出す、そう信じて気持を楽にしていたいですよね!
さて、他にもこんな言葉が…。
「神様は、この人生で、あなたに必要なすべてのものを
すべて与えてくださいました。好きな人も、嫌いな人も、
気の合う人も、苦手な人も、すべてあなたに必要な人なのです」
植西先生はこんなことも書かれています。
「神様はあなたが苦手なあの人と付き合っていくことが、長い目で見れば、
あなたの成長と幸せにつながると考えています」
そう、苦手な人や煙たい人と会ったことで
自分が成長できていることは多いですよね。
好きな人同士だと居心地いいけれど、嫌いな人は
心に葛藤をくれ、その葛藤がいつのまにか
人を理解する真心や優しさに変身していることもあります。
今、目の前にいるいやな人も、自分に何かを伝えたり
気づかせてくれる存在…そう思ったら、どの人も
有難い存在だと思えてきます。
いやなことをされたり、言われたりすると
その時はショックだったり、苦しんだりするけれど
言われたひとことを「そんなことないよな」と思って
意外と頑張れたり、「そんなこともう、言わせない」と
思って自分を高めることができることもあります。
同じようにいやなことも悲しいことも、すべて自分が
より良く生きるために必要なことなのでしょう。
昨日の詩の「僕は悲しく思い出す過去を持っている」と
いう詩も、人って後悔があるからこそ、前を向くことが
できるのではないかという想いをこめて書きました。
素敵なコメントを寄せてくださってどうもありがとうございます!
どんな人や出来事の中にも、いい部分を見つけていきたいですよね~。
そういえば、ツィッターで最近、こんなことをつぶやきました。
あまりにもいろんな詩が作れ、男性の気持ちも女性の気持ちも書けるので、
「どうしてそんなに人の気持ちが表現できるのか?」とよく聞かれる。
たぶん、「人の気持ちを見る」のが好きなんだと思う。
そして、どんな気持ちでも、
人が経験する感情はそれぞれ美しいのだと知っているのだと思う。
恋で悩んだり、苦しんだり、もがいたり、嫉妬したり。
あるいは、仕事でひがんだり。許せなかったり。
でも、そういう気持ちの中にも、必ず美しいものはある。
いい、悪いで判断せず、そういう美しさを見るように
していることが詩を作るってことだと思う。
私は、窓の外にはいつも美術館が広がっていると思っている。
だから、一度として同じ絵はないと思って、景色を見れる。
人の心もそう。人の心はどれも綺麗な絵なのだと
思って見ていると、自ずと詩が書ける。
ツィッターは140文字しか書けないので、このように
端的に書いていますが、でも、このつぶやきを書いて思ったのが
詩人は人間のどんな感情も美しく解釈する魔法を持っているのかな~と。
悲しんだり、後悔したり、人を羨んだりすることの中にも
必ず何かしら「美しさ」というのはあって、
物事や人を見る時、「いい」「悪い」ではなくて
「そこにある美しいものを探すとしたら、どこから
見ればいいだろうか?」そう考えるようにしていたら、
物事や人を見る目も、変わっていくと思います。
自分の目の前に広がる風景はすべて見るべくして
広がった風景。そう信じて、毎日を送っていきたいですね!
たくさんの美しさに気づくいいことパラダイスな
日々を送っていきましょう!!
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