2023年はこんな年だった
昨年は、最悪のシナリオが始まったと書いた。今年はそれが続いているばかりか、もっと悪くなっている。ウクライナでの戦争は続いているし、ガザにも戦争は拡大し、市民の虐殺が続いている。アメリカの政治の不安定化が増し、来年の大統領選でどうなるか判らない。日本では金儲けに狂奔する政治家たちの堕落が明らかだが、それがとどまる所をしらない。国民はあきれ顔で眼をそらしている。おこぼれ頂戴と群がっていた部分は雲散霧消状態だ。経済も福祉も下降線をたどり、ファシズムに走る土壌はあれどもその元気さえ無い。それだけが「吉相」だ。このまま沈んでいくのを無表情に見るばかりだ。ただ、人をだましたり殺したりする人たちに怒りを感ぜざるを得ない。良いこともあった。個々の日本人たちの活躍だ。WBCで日本優勝。大谷選手の歴史的な大活躍。その他のスポーツでも日本選手は活躍している。山崎監督や宮﨑監督の映画がアメリカで大ヒットしている。これも歴史的な快挙だ。これからも個々の日本人の活躍を祈るばかりだ。