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☆幸せ風船のちょっとした気づき☆

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October 5, 2004
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カテゴリ:私の好きな本
オグ・マンディーノの秘められた半生とも
重なる、感動のストーリー。


きっと飛べると信じていた


第二次世界大戦下のロンドン。

孤独と貧しさの中に育ったルークは、

彼に亡き息子の面影を追う一人の老婦人に

出会い、運命を変える特別な贈り物を受け取った。



この主人公のルークの姿は、早くに母を失い、
その後もまもなく爆撃手となった著者の
生きいたちと重なっています。


ただ違うのは、著者オグ・マンディーノ自身は、
戦後十数年間、のちに成功するまでの人生が


「生き地獄」だったと語っているそうです。


一文無しの飲んだくれの生活を送る中、
妻子も彼のもとをさり、自殺を考えるまでに。


そんな中で、人生の答えを求め、成功哲学の本に
めぐりあい、やがて大きな成功をおさめてゆきます。


幼いころ、彼の母はよく
「いつかあなたは作家になるわ。
 それもたんなる作家ではなく、
 偉大な作家にね」


と言っていたそうです。


マンディーノは、その夢が大変気に入ったと語っています。
そしてその夢は、実現します。



オグ・マンディーノの愛と幸福と成功哲学を、あらわした
本です。


「表紙が青空で、子供が飛んでいる」
 きっと楽しそうな本ではないか?

と思いながら読んでいました。

邦題も「きっと飛べると信じてた」です。

原題(Mission:Success)のほうが本文の内容に近い
ような感じがします。

オグ・マンディーノの本は、なぜか重みを感じます。


彼の成功哲学のすべてが、人生体験から実際に
出てきたものだからでしょう。


たんなる成功マニアルではなく、そこに人生の物語があります。


人生の敗者となり妻も子供も失うというどん底から這い上がり、
成功の頂点を体験したオグ・マンディーノです。

著者の生きいたちは、これぐらいにして本文に戻ります。






それでは、いつものように私が好きな一説を最後に紹介します。


「心理学者のウィリアム・ジェームズは、そのエッセイの中で、
苦しい中で起こる『二番目の息吹』は現実のものであり、私たちが
みなその力を利用することができると書いているよ、ルーク。


彼によると、疲労とは、自然が私たちに自分の肉体を傷つけて
しまう前にやっていることを中止しなさいと教えてくれるしるしで、

そのあとの『二番目の息吹』のエネルギー疲労の層の背後に
かくれているの。


でも何か特別な事情で、それをやりつづけなければいけないとき、
驚くべきことが起こるのね。


その疲労と苦痛はしばらく強くなるけれども、それがあるとき
急に消え、これまでにないほど元気になるの。


誰の中にもこの不思議なエネルギーが、疲労という障害の
うしろにかくされて、蓄積されているのよ。


そして、その苦痛に耐え、このエネルギーが解放されるまでに
耐えられる勇気があれば、わたしたちは奇跡を起こすことができるわ。


その『二番目の息吹』を引き起こすことは、運動競技だけに当てはまる
ことでは、ないのよ、ルーク。


どんなに困難な仕事であろうと、十分やりつづければじきに新たな強さと
勇気が豊かに解放されるの。


大切なことは、いちばん必要なときにその驚くべき力が引き出せると
覚えていること。


そしてそのことを胸に、決して物事を投げ出さないこと。


2、3年前に、ウィンストン・チャーチルは、ある上流階級の男子校の
学位授与式で、史上もっとも短い演説をしたのよ。


長く退屈な紹介のあと、ウィンストン卿はゆっくりと演説台のところに
歩いていくと、たった五つの言葉を語ったの。


『決して、決して、決して、決して、あきらめないこと!』



 彼ほどそれをうまく語った人はいなかったわ」


   

   
     ルークへのウィニー・マーロウのセミナーより





『状況がきびしくなり、すべてが裏目に出て、
 もうこれ以上わずかでも耐えられないと思うとき、
 そのときが決してあきらめてはいけないときです。

 なぜなら、それが物事の流れが変わるときであり
 場所だからです。』


      - ハリエット・ビーチャー・ストウ -






参考文献
     きっと飛べると信じてた

2003年 4月17日 第1刷発行

著者:  オグ・マンディーノ
訳者   牧野・M・美枝
発行所  ダイヤモンド社





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Last updated  January 14, 2017 06:28:19 PM
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