カテゴリ:私の好きな本
最近、オグ・マンディーノに
はまっているバルーンです。 年内には著者の本を全部読みたい と思います。 年内の私の目標です。 オグ・マンディーノは 20冊近い本を世に出しています。 そして、その中から今日は、 「人生は素晴らしいものだ」 を取り上げました。 1981年に出版され、彼のごく 初期の作品です。 古代ローマ時代の映画を見せ られているような感じがします。 聖書の世界から飛び出して本書に 登場したザアカイ。 奇跡の生涯を生きた主人公として ドラマチックなストーリーを展開。 そして本書の中にぐいぐい引き込まれる。 古代ローマの情景描写が頭の中を めまぐるしく駆け回る。 本書のはじめの部分で、印象に残っ 言葉がありました。 著者マンディーノの生涯を通しての 信念の言葉とも思える、若かりしきの ザアカイの言葉です。 「不可能なことなんて何もないよ」 「それが不可能だと本人が思わない限りね」 日本でもベストセラーとなって、多くの読者 に感動を与えた『12番目の天使』。 その中に登場するティモシー少年の 「絶対、絶対、あきらめるな!」という 言葉は、すでに、十年前に出版された本書 の中でザアカイによって語られていました。 「本人があきらめない限り、 不可能なことは何もない」。 マンディーノの作品の不変のメッセージです。 「ネバー・ギブアップ」というメッセージを、 それは彼自身が「絶対にあきらめない精神」を 持ち続けた結果として、「作家になるという夢」を 実現したからです。 彼は、自身の半生を振り返る日記に、 「すべてを失った絶望の中で、自殺するために 質屋のウインドーに並べてあったピストルを 買おうとした日」 のことを書いています。 35歳の時でした。 そうした絶望の淵から這い上がり、 立ち直ったマンディーノであるからこそ、 本書の中のことばが私たちに 説得力を持って迫ってくるのでしょう。 「あなたの不運の時にも終わりが来ることを 信じなさい。」 「かつてなかったほどの暗闇に閉ざされている時こそ、 思い出しなさい。 あらゆる失敗は成功への一歩であり…」 と。 不屈の精神を貫き、逆境を乗り越えて、 「与えること」を核としたザアカイの生き方は、 著者自身がそのように生きたいと願った理想の 生き方であり、読者の心に残したかったものに 違いがありません。 今日の最後に紹介します。 -成功のための10の知恵を!- 1. 日々熱心に仕事に取り組みなさい。 その働き方があなたの未来を決定する。 2. 忍耐によって 運命を支配できることを学びなさい。 3. 航路を明確に海図に書き込みなさい。 漂流者とならないために。 4. 陽光の中を旅する間に 暗闇に備えなさい。 5. 微笑みをもって逆境に立ち向かい 屈服させなさい。 6. 行動なき計画は 消え去る夢にすぎないことを悟りなさい。 7. 心にかかるクモの巣を一掃しなさい。 それが心をふさぐ前に。 8. 荷を軽くしなさい。 目的地に到着できるように。 9. 心にかかることを今、行いなさい。 それができるうちに。 10.他の何者かでなく 自分自身であるために努力しなさい。 参考文献 人生は素晴らしいものだ 2002年 10月29日 第 1版第1刷発行 著者: オグ・マンディーノ 訳者: 伊藤 知子 発行: PHP研究所 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[私の好きな本] カテゴリの最新記事
|
|