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カテゴリ: ピアノ練習あれこれ
昨日に引き続き、「一生かけてショパンのエチュードをできるだけ弾きたい」プロジェクト第2弾、エチュード作品25編である。書けば書くほど空しくなるのは必須であるが、自分のなかで「ピアノに癒されたい」という気持ちと、「ピアノに挑みたい」という2種類の思いが交錯するため、とりあえず「挑み」の思いをしたためてみた、という訳である。
まぁこれらが少しでも弾けるようになる前に挫折するか、それとも何曲かは自己満足ながら弾けるようになるかは・・・暖かく見守って頂ければ嬉しい。 ■ショパンエチュード挑戦したい度リスト【作品25編】 (★5つが挑戦したい度100%、以下数が減る毎に挑戦したい度が下がっていく) Op.25-01 ★★★★★ 変イ長調 通称「エオリアンハープ」。随分以前に譜読みだけは済ませてあるのだが持続力足りず。 Op.25-02 ★★★★★ ヘ短調 現在挑戦中。三部形式で右手中心の進行。練習曲の中では容易な部類だがいかんせんテンポが速い。 Op.25-03 ★★☆☆☆ ヘ長調 リズム感が要求される曲。軽やかに弾きたい。 Op.25-04 ★★★★☆ イ短調 どことなくヨーロッパの民謡を感じさせるような曲でシンコペーションがポイント。 Op.25-05 ★★★☆☆ ホ短調 総称音符がポイントな表情豊かな曲。特に展開部が美しい。 Op.25-06 ★★☆☆☆ 嬰ト短調 24の練習曲の中では最も難易度高といわれており、右手の3度進行が悩ましく、戦意喪失。 Op.25-07 ★★★☆☆ ハ短調 甘くせつなくどこか寂しげな曲。レントで進行はゆっくりだが技巧以上に表現がポイント Op.25-08 ★★★☆☆ 変ニ長調 ビューローお薦めの指鍛錬曲らしい。 Op.25-09 ★★★☆☆ 変ト長調 通称「蝶々」。明るくてどこかユーモラス。弾いていると楽しくなりそう? Op.25-10 ★★★★☆ ロ短調 とことんオクターブの練習といったところか。途中のレントは情緒たっぷり、主題は熱く弾きたい Op.25-11 ★★☆☆☆ イ短調 通称「木枯らしのエチュード」。Op.25-06と共に難易度は最高級。こちらも既に戦意喪失。 Op.25-12 ★★★★★ ハ短調 通称「大洋のエチュード」。海のうねりを分散和音で表現した美しい曲。これは絶対弾きたい! 上記のなかでどうしても弾きたいのは、実はOp.25-12。自分にとって苦手な分散和音の嵐であるが、作品25のなかではこの曲が最も惹かれている曲だったりするのだ。25-1については指こそ覚えているものの、今弾いても音は外すわ、最終的に主題に戻ってくるまでに息切れしているような状態。以前、「ピアノ弾いていて体力以上に精神的に疲れてどうするのだ?」・・・とつぶやきながら練習したことを、ふと思い出してしまった。しかし、25-1でヒーヒー言っているようでは、25-12なんて夢のまた夢。現実はそんなに甘くはない。身の程を知れ、といったところか。 ・・・さて、夢をみるのはおしまい、現実に戻って練習!練習。 ---------------------------------------------------- 本日の練習メモ(定例) ●ハノン #29-30,#32,#36,#38,#39 #29-30を続けて繰り返し4回。その後音階の準備である#32の1-2指運動、#35,#36の1指移動、#38の1オクターブスケール。 #39ハ長調,イ短調,ヘ長調,ニ短調,変ロ長調,ト短調のスケール あぁ、ようやく4オクターブスケールに慣れてきた。ただ、まだ右手に比べて左手の動きが遅め。頑張れ左手! ●ブラームス51練習 #17,18a 本日から4-5指強化のため仲間入り #17はなんなくクリア #18、これが厄介だった。右手で16分音符4音の間に3連音符を弾く、まずここで頭を悩ませ、これに左手を加えると再び頭を悩ませ・・・いやはや、指の体操に加え、頭の体操にもなったが、最終的にはゆっくりながら弾けてひとまずホッ。しかし、明日また弾けるかどうかが不安だ。 ●ツェルニー30番 #01~#21の偶数番曲練習、及び#22 #01~21の偶数番曲は、ノーミスで弾ければ1回ずつ。ミスした場合は繰り返し弾いて指慣らし。(#18、#20を中心に数回繰り返し練習、他は1回ずつ。) #22、両手トリルを意識する余り、その後の右手進行がもつれるため、トリル含めて部分練習。 ●クラーマー=ビューロー60 #01 #01、後半を中心に部分練習数回後、テンポ四分音符105で繰り返し通し練習。この曲、速く、そしてバリッと弾けると格好良い!しかし、クラーマーの練習サイトに記載された言葉を思い出す、「これはロマン派の練習曲」であることを。ついついベートーヴェンちっくな弾き方をしてしまう己って。 #02、あらためて譜読み開始 ●バッハインヴェンション #01~#10 #01~#08はノーミスで弾ければ1回ずつ。 #09、本日もテンポ四分音符74で確実に弾けるように繰り返し練習。 #10、前半のモルデントがらみを部分練習後、通し練習を数回。 ●ドビュッシー ベルガマスク組曲から「プレリュード」「メヌエット」 プレリュード、まとめ段階 メヌエット、テンポ慌てず、通しで数回練習。 ●ショパン エチュード Op.10-4 テンポ四分音符110で通し練習。その後、試しに120で弾いてみたところ、以前、苦労箇所としてあげていたところがまだ確実な音として弾けていないことを実感。「まだだめか・・・」と再び110に戻し、練習。 ●ショパン エチュード Op.25-2 本日も通しでテンポ二分音符67で。強弱と音の粒に気をつけて弾く。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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