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Feb 23, 2005
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カテゴリ: 視聴レポート
23日、関東に春一番が吹き、日中はまるで春なかばのような陽気だった。春一番といえば、ついつい頭に浮かぶのはキャンディーズの「春一番」なる歌、はたまた、同じくキャンディーズの「微笑みがえし」の歌詞あたり・・・というと、いやはや、年がばれてしまうか。

神社の並木道を歩きながら、青空と春風・・・いや、突風にあおられ、たどり着いた先はいつも通う山野楽器 東京都下某店。今日は、ただいま練習中のシューマン「クライスレリアーナ」のCDを入手しようとやってきたのである。アルゲリッチあたりがあれば良いかな、と思ったら、やはり「あった」。ポリーニやホロヴィッツも確かクライスのCDを出しているはずなのだが、残念ながら店頭には並んでおらず。結局、シフ演奏のCDも手にとり、「よし、聴き比べよう」。更に、はっと思い出したように、以前日記内で勧められた広瀬悦子の「シャコンヌ」も購入。これで、またブゾーニ版のシャコンヌも研究しよう。

(東京都内・近郊でクラシックのCDが充実している店ってどこなのだろう・・・)

■マルタ・アルゲリッチが弾くクライスレリアーナ第1曲

【音楽CD】シューマン:子供の情景 作品15、クライスレリアーナ 作品16CDには「子供の情景」と「クライスレリアーナ」が収録されている。全曲聴くのは後回しにしてまずは練習中のクライスレリアーナの第1曲のみにクローズアップして聴いてみた。いきなり緊張感の連続である。左手が奏でるバスはズーンと響き、主題の締めくくりはまるで頭をハンマーで殴られたような、スコーンッとした響きがとても印象的。しかし、中間部はとても優しく心地よい。アルゲリッチのCDを所有するのは、恥ずかしながらこれが初めてなのだが、彼女の演奏にどこか鬼気迫るものを感じてしまったのは、私だけだろうか。

■アンドラーシュ・シフが弾くクライスレリアーナ第1曲

シューマン:クライスレリアーナ、交響的練こちらのCDには「アラベスク」「クライスレリアーナ」「交響的練習曲」が収録されている。本音を言ってしまえば、CDが1000円で販売されていたので買ってみた・・・という実に安直な動機だったのだが、実際に聴いてみると、これがまたアルゲリッチとは全く異なる印象を与えてくれるクライスレリアーナである。主題冒頭のバスの響きは、割と切り気味ながらテヌートのような感じで奏でられ(リピート後は長く響かせているが)、どことなく叙情的な印象を与える。シフの特長なのだろうか、スフォルツァンドをかなりためて弾いており、「こんな演奏解釈があるのか」と驚いてしまった。アルゲリッチよりはテンポも抑え気味である。



両者どちらが良いなんてということはいえないが、まさしく両極に位置する2枚のCDだ。緊張感たっぷりのアルゲリッチとどことなく優しげなシフ、今後、自分の演奏がどのように変わるかは自分ながら楽しみである。現在は、譜面どおりに沿って弾く状態だが、自分にとってひっかかっていた何かがすっと流れたような、良い気分である。さぁ、練習に励もう。

ちなみに、懸念事項であった主題冒頭の左手のバスの響きについて、BREITKOP版には特に表記がなかったものの、春秋社版にはしっかりペダル記号が記載されていたのであった。「ふーん・・・そうなのか」

◆ ◆ ◆ ◆ ◆

再び、話は最初に戻り、こんな春の香りが漂うと、以前も「春にちなんだ曲」を日記に掲載したが、春の曲が弾きたくてたまらなくなる。しかし、まだ時は2月、こんなに暖かいのも今日1日だという。気まぐれな天気に一喜一憂しながらピアノを弾く己が、ちょっと笑える。というわけで、メンデルスゾーンの春の歌あたりを弾くのは、もう少し先延ばしにしよう。

春風に吹かれながら弾きたい曲、きっとピアノ弾きの皆さんも何曲かはお持ちのはず。確実に近づく春に備えて、自分が弾きたい春の曲を探してみてはいかがだろうか。というわけで、「春一番」な1日の日記をしめくくることにしよう(ちょっと無理矢理だったか)。

おっと最後に・・・春・春と浮かれてばかりはいられない。世の中には花粉症で苦しんでいる人も多いのだ。外に出るのも一苦労だろうし、お布団を外に干すことも出来ない。身近な花粉症な人がいたので、その辛さはとてもよくわかっているつもりなのだが、花粉症や花粉そのものに対してもっと効果的な手段はみつからないのだろうか。



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本日のピアノ練習メモ(定例本練習)
●ハノン #01-20,#39,#41,#43
#01-20,(各指の独立訓練)、まずは指慣らし。
#39全長短調の4オクターブ音階を1回ずつ弾く(リピート有り)テンポ120
#41全長短調アルペジオ、テンポ108
#43属7アルペジオ

●ハーモニックスケール
ハ長調,ト長調,ヘ長調,ニ長調,変ロ長調3,6度並進行/反進行:3オクターブ(調によっては2オクターブ)。

●ブラームス51練習 #9ab,#07,07ab,#08ab,#17
#09ab:各指を広げる運動、2回往復
#07ab:3度を4-1,5-1指で弾く運動、2回往復。
#08ab:aの運動で指を慣らし、bでアルペジオの練習。aからbへと続けて弾くこと2回
#17:各指のトリル練習。5回繰り返し。

●クラーマー=ビューロー60練習 #08,#09
#08:あれ、昨日まであれほど左手が鍵盤の上ですべったような音を奏でていたのに、今日弾いてみると改善されている?今日は気温も上がって指の調子もすこぶる良いから?しかし、気温に左右されているようではまだ弾けているうちに入らないか。とにかく1音1音をはっきり弾いて指の独立性を保ち頑張ろう。
#09:18~20小節、まだミス気味だが、曲自体はかなり慣れてきた。この曲は早い段階で仕上がりそう。

●ショパン エチュード Op.10,25
Op.10-01:テンポ四分音符125/130/135/140で通し練習。そろそろ進歩にかげりが見えてきたか。
Op.10-12:テンポ四分音符105/110で通し練習。28~32小節、65小節以降、まだまだ左手に音ムラ、ミスが発生しがち。
Op.25-12:テンポ四分音符90で通し練習。32,33小節部分練習。

●シューマン 「クライスレリアーナ」第1曲
CDを聴いた後だからか、練習にも熱が入る。しかし、ある程度弾けるようになるとついついテンポアップしてしまうのだが、まだその段階ではない。まだ各所でミスが発生しがちなので慎重に。特に中間部の進行が若干迷いあり。

●バッハシンフォニア #01~#03
#01:ノーミスで弾ければ1回ずつ。ミスした場合は再復習。
#02:今日から#01と同様の扱いのはずだったのが、左・右手弾き繋ぎに関して春秋社版より全音版の方が、しっかりとした音を再生できると判断、一部全音版を採用して練習。
#03:通して数回。フレーズ途中切れについて全音版にて確認。そちらの方が弾きやすいため、全音版を採用。

●ドビュッシー ベルガマスク組曲から「月の光」「パスピエ」
月の光:まとめ段階
パスピエ:私が苦手としているのはやはり前半に集中しているらしい。というわけで、もう少し前半中心に部分練習をしよう。特に左手の分散和音は昔よりは丁寧に弾けているのだが、まだまだ右手の旋律を邪魔している感がある。

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本日のおさらい(ノーミス1回コース・復習)
●クラーマー=ビューロー60練習曲 #04,#07
●ドビュッシー ベルガマスク組曲から「プレリュード」「メヌエット」

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本日の試し弾き(あくまで体験弾き)
●なし






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Last updated  Feb 24, 2005 12:18:06 PM
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