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Oct 12, 2005
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カテゴリ: 視聴レポート
既に各所のブログなどでも掲載されていて今更「ショパンコンクール第2次予選進出者32名決定」のニュースを掲載するのは、非常に気が引けるのだが、折角なので1次予選をネット視聴した際に感じた一言コメントを加えて、進出者32名を掲載しておくことにした。あらかじめご了承頂きたいのは、この感想はネット視聴における感想であること、それゆえに実際の印象とは異なる可能性も大きく、また私の主観がたっぷりと注がれているため、実際にお聴きになった人のなかには「そんな印象ではなかった」という人もいるかもしれない。

というわけで、これはある意味 私自身が彼らを記憶しておきたいがためのメモ代わりだと思って、読み流して頂けると嬉しい。コメント欄が空欄のものは視聴できなかった、あるいはコメントが浮かばなかったいずれかである。


No.演奏者名エントリー国一次予選視聴した際の一言コメント
19河村尚子
Hisako Kawamura
日本安定した巧さ
21菊地裕介
Yusuke Kikuchi
日本 
22ベン・キム
Ben Kim
アメリカ絶妙な歌いップリ。技巧面も良い感じ!
24シチェパン・コンチャル
Szczepan Konczal
ポーランド 
25ヤツェク・コルトゥス
Jacek Kortus
ポーランド 
26オルガ・コズロヴァ
Olga Kozlova
ロシア 
27工藤奈帆美
Naomi Rachel Kudo
アメリカ響きの良い音色が印象的
29カー・リン・コーリン・リー
Ka Ling Colleen Lee
香港ばりばりの技巧派。音も硬め。演奏の際の目線がちょっとコワイ
30ディミトリ・レヴコヴィッチ
Dmitri Levkovich
カナダ鍵盤に椅子が近づき過ぎな印象が強いが、演奏は人を惹きつける何かがある。爽やか系のカナダのショパン頭
31イム・ドンヒョク
Lim Dong Hyek
韓国誰もが言うが確かに別格。安定した巧さがある
41マルコ・ムストネン
Marko Mustonen
フィンランド絶妙な呼吸感がたまらない。技巧に走りがちな練習曲Op.25-11を音楽的に弾きこなしていた
44根津理恵子
Rieko Nezu
日本小技がピリリときく、そんな演奏
45大嶺未来
Miku Omine
日本音楽的解釈がステキ。おおらかな演奏
46大崎結真
Yuma Osaki
日本奏でる音色が実に綺麗。安心して聴け、ある意味模範演奏風な感じがしたりも。
47エスター・パク
Esther Park
アメリカなんといっても本当に楽しそうに弾いているその姿が良い。かなりどっしりかまえたショパンといった感じ
54佐藤卓史
Takashi Sato
日本おだやかで実に音楽的な印象。安定感もある。
55関本昌平
Shohei Sekimoto
日本凛々しい演奏
58ソン・ヨルム
Son,Yeol Eum
韓国演奏がどうのこうの、というよりも予選でエチュードを10曲も弾いたことにビックリ仰天。
63グラツィアン・シムチャク
Gracjan Szymczak
ポーランドスケルツォは少々荒削りな感じがしたものの、ノクターンやワルツはとても耳に心地よかった
66クシシュトフ・ツシャスコフスキ
Krzysztof Trzaskowski
ポーランド正統派な演奏。風貌が映画俳優?
67辻井伸行
Nobuyuki Tsujii
日本変な小細工的な表現無しに純粋な音色と演奏を楽しませてくれた
72スワヴォミル・ヴィルク
Slawomir Wilk
ポーランド全体的に雑なイメージが強かったが、華やかな面もあり好みが分かれるところ
74インゴルフ・ヴンダー
Ingolf Wunder
オーストリアかなりの技巧派なのかエチュードの超速にビックリ。クリアな音が印象的だが、スケルツォは割とあっさり目であった
75山本貴志
Takashi Yamamoto
日本鍵盤に顔を吸い付けるような独特の演奏スタイルが印象的。うまく歌えており、しかもメリハリもあるから聴き手は飽きない。場内の観衆も大声援であった
78アンドレイ・ヤロシンスキ
Andrey Yaroshinskiy
ロシア全体的に耳に優しい演奏で、エネルギッシュな曲でもそつなくまとまっているような気がする
2アン・スージュン
Ann Soo-Jung
韓国模範演奏っぽい感じがする
3ピオトル・バナシック
Piotr Banasik
ポーランド音が綺麗、弾き方は優等生風だったが、聴きやすい
5ラファウ・ブレハッチ
Rafal Blechacz
ポーランド全体的にどれも丁寧に歌い上げられていて、安定した美しさがあった。もっと聴きたいと思わせる演奏家である。
6ニコラス・ブランギエ
Nicolas Bringuier
フランス 
8チャン・チャオイン
Chang Chiao-Ying
台湾バラードの歌いどころをよく把握して演奏している。音色も全体的に柔らかく温かい。
32イム・ドンミン
Lim Dong Min
韓国よく歌い、安定感もあり。演奏の途中で退席した、あれはなんだったのか?エチュードOp.10-4はかなりの超速、しかもきちんと弾ききっている。
13アレクセイ・ゴラッチ
Alexej Gorlatch
ウクライナ 


こんな感じであったが、第2次予選ではソナタ・マズルカ・ポロネーズに限られてくるため、第1次予選で受けた印象とは大きく異なる可能性もありそうだ。

今回、第2次予選の進出への道に漏れてしまったが、個人的に応援したいのは演奏No.38のアレクサンドラ・ミクルスカさん、内声の響かせ方が実に心に沁みた。そして76番のリョー・ヤナギタニさん、ちょっとシブガキ隊のヤックン似の彼は終始爽やかな演奏で、聴いていてとても楽しかった。今回は残念だったが、こうして個人的に良いなと思っている人間も結構いるはず。他の出場者の皆さんに対してだって、進出有無に限らず予選を通して「あ、またあの人の演奏を聴きたい」と感じた人だっているだろう。

これを機会に、更に大きく羽ばたかれることを、大いなる活躍を願ってやまない。




【本日のピアノ練習メモ】
●ショパン ノクターン第13番 Op.48-1
本日は外出していたため時間がとれず。後半部が嵐に、オクターブが津波のようにならないように、冷静になって耳を傾けること。早く弾けるようになりたいからって、ただがむしゃらに弾けば良いってものではないのだ。冷静になれ冷静に。





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Last updated  Oct 14, 2005 11:34:09 AM
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