慌ただしく昼食をとった私たちは車に乗ってラビリンスへＧＯ！
相変わらず、周辺の交差点にさしかかったところで、あかりはケージのなかから「だせーだせー」と大騒ぎ。そして、到着した途端、一同を唖然とさせるハイテンションは毎度のことである。(毎度のことながらごめんなさい)

包帯無しのあかりは、見た目にも痛々しい状態ではあるが、本犬は至って元気100パーセント。それは、ラビリンスのパパさんママさん、そして看板犬のルイ君あんずちゃんにも伝わったらしい。「全くこのコムスメは～・・・」とため息が聞こえてきそうだ。

ところが、ルイ君ご愛用のエリザベスカラーを試しにあかりが装着してみたところ、あらまぁ見事に固まってしまった。大騒ぎして「これジャマ、取ってよ～」と言うわけでもなく、ただただ立ちつくしてしまったのだ。この予想外の展開に一同笑うに笑えない。

しかしこれは使える、と確信した。傷口なんてなんのそのとばかりに暴れるあかりに、このエリザベスカラーを装着すれば、ひとまず傷を広げる心配はないだろう。何事かがあってからでは遅いのだ、ひとつ買っておいても損はなさそう。透明タイプもあるとのことだし、今度探してみることにしよう。

さて、本日購入したのはわんこ用クッキー・ブルーベリー味。
あかりは、はやくもクッキーが入った袋が気になる様子だ。

そして、我が儘をいって頂いてしまったのが、試作のバナナケーキである。テーブルにバナナケーキが出てきた時のあかりの盛り上がりったら、言葉では表現できないほど。ルイ君やあんずちゃんまでもがバナナケーキに釘付けなのだから、ワンコの心をがっちりつかんで離さないケーキであることは確か。

ってあかり、まだおまえは食べてないのに、香りだけで気持ちが高揚してしまったのか？

さぁ、みんなでケーキをパクッ。

以前、(フォトコンテストの受賞パーティで頂いた)ブルーベリーのカップケーキを食べた時とはまた違った感動がそこにある。ブルーベリーケーキは、ソフトクッキーを思わせる重量感ある味わいだったのだが、バナナケーキは、口に入れた途端バナナの味わいが口いっぱいに広がり、と同時に、しっとりとした食感が良い。このケーキがワンコ用であることを忘れてしまう味わいだ。

つまり、これはワンコと飼い主が一緒に楽しめるケーキである。


現在は試作段階とのことだが、早い時期の販売を是非とも期待したい我が家一同だ。

あかりはといえば、家に帰ってからもやたら私をガン見している。「バナナケーキを・・・」なんてへたに言おうものならばもう大変。あれが「バナナケーキ」であることをあっという間に覚えてしまったのか。やはり、おぬし、頭良いな、なんて変に感心してしまった私だが、どうやらラビリンスでバナナケーキを頂いて帰ってきたのが、ばれていたらしい。

脱・包帯記念日に、ご機嫌なウマウマで有頂天なあかり。

本当に良かったね。



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