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Jun 20, 2008
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岩手・宮城内陸地震が発生してまだ日も浅い中で、この映画DVDを観るのはとても心が痛い。そんな複雑な思いのなか、この6月に発売された映画「マリと子犬の物語」のDVD。映画館で実際に観ることが出来なかったため、DVDが発売されたらすぐに観ようと思っていた。よし、今日はあかりと一緒にこの映画を観ることにしよう。

マリと子犬の物語を観ましょう(08.06.20)






映画「マリと子犬の物語」は、2004年新潟中越地震 山古志村を襲った悲劇と奇跡を描いた、実話を元にして生まれた作品。山古志村に住む兄妹亮太と彩がある日、野原で捨て子犬を拾い、家で飼うことにする。その犬はマリと名付けられ、日々、犬と共に過ごす兄妹たち。マリも成長し、そして3匹の子供を産んだ。そんな幸せの風景が、ある日一変する。

それが2004年10月23日、新潟中越地震。家に押しつぶされた彩と祖父を、必死に助けようとするマリと3匹の子犬たち。しかし全村避難を余儀なくされる山古志村に、マリと3匹の子犬たちは取り残されてしまう。その後、マリたちが救出されるまでの16日間が描かれている。




映画自体は感動シーンをより誇張したような演出はあるものの、飼い主家族を必死に助けようとするマリたちの姿に、飼い主とワンコの絆を深く深く感じる。それでも、震災時においては動物たちはいろいろな意味で立場が弱い。そんななか、飼い主はどこまで自分たちの動物を守ってあげることができるのだろうか、と考えてしまった。

地震国である日本、この映画が実話をもとにした話であるように、いつ、自分に突きつけられる現実となるかわからないのだ。だからこそ、映画を観てただただ途方に暮れるだけでなく、自分たちはどうするべきか、日頃からきちんと考えておかねばならないはずである。

全国の動物飼いのみなさんは震災時、自分たちの動物とどう向き合うか考えながら過ごしているだろうか。

そして私たちは・・・

(これについてはまたゆっくり綴ってみたい)



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Last updated  Jun 22, 2008 06:30:50 PM
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