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カテゴリ: わんこ・医療/健康管理
親戚会の翌日、獣医さんからSDMA検査の結果連絡が来た。
と・・・その前に、SDMAとはなんぞや。 それは、腎臓病の早期発見が得られる新しい腎機能検査。 (SDMAとは対称性ジメチルアルギニンとのこと) 従来、クレアチニンとBUN(尿素窒素)の異常値により腎臓病を判断していたのだが、これらの値が異常値を示す頃には、腎機能の約75パーセントを喪失してしまっている。 ところが、SDMAにおいては約40パーセントの喪失にて値が上昇するため、イヌの場合、従来よりも約9.5ヶ月早くに腎臓病を発見できる可能性があるのだ。 (詳しくは、IDEXX SDMAのWebサイトをご覧ください) あかりさんのかかりつけ病院でも、秋からこの検査を導入したので、それじゃ試しに受けてみようかということになったのだが・・・ IDEXX SDMA 測定値 19 μg/dL (標準値 0~14 μg/dL) 明らかに標準値を上回っているではないか(ステージ1に相当する)。 獣医のI先生いわく、「初期の腎不全の疑いがあります。」 但し、もしかしたら急激な疲労により一時的に高い値が出た場合もあるし、尿検査もしていないので、まだ確定とはいえないとか。 というわけで、「2週間後に尿検査含めて再検査しましょう」 ちなみに、あかりさんのクレアチン、BUNは CREA(クレアチニン) 測定値 1.3 mg/dL (標準値 0.5~1.8 mg/dL) BUN ( 尿素窒素 ) 測定値 20 mg/dL (標準値 7~27 mg/dL) いずれも正常値。 ここ1,2年は血液検査の頻度もあげながら、常に健康体を保っていた。 つまり、今回SDMAの検査をしていなければ、まさかあかりさんに腎不全の疑いがあるだなんて考えもしなかった。 ひとつ気がかりな点といえば、夏頃からたまに嘔吐することだろうか。 当のあかりさんは、吐いた後にぐったりすることなく元気だったため、夏バテだろうと思い込んでいた。 食欲も旺盛。 それだけに、この検査結果連絡を受けた時は、頭が真っ白に。 少し落ち着きを取り戻してからは、とにかく腎不全に関する情報を調べたり、これからの食生活をどうするかなどと考える日々。 確定ではないにせよ、あかりさんがシニア世代に突入していることをあらためて実感させられることになってしまった。 あぁ・・・2週間後の再検査が不安でたまらない。 でも、カイヌシたるもの、どんなときでもあかりさんの生活を守らなくてはと強く心に誓った。
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Last updated
Oct 26, 2016 10:51:46 AM
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