薬のはなし
日本製薬工業協会のサイト
今日は、難病の治療薬について調べてみました。
■難病治療薬の開発 オーファン・ドラッグの研究開発支援により難病治療薬が開発されました。
患者さんが少なく、確かな治療法もわかっていない病気はまだたくさんあります。このような難病の治療薬を開発するのは社会的に意義のあることですが、くすりの需要が少ないものにばく大な研究開発費用を投じにくく、これが開発上の大きな障害になっていました。
しかし、1970~1980年代、世界の先進国の間で、国レベルで希少疾病用医薬品(オーファン・ドラッグ)の研究開発を支援する動きが生まれたことで、くすりを開発しやすくなりました。日本でも国の指定を受け、難病治療薬への取り組みが始まり、日本で数十人しかいない難病治療薬も開発されるようになっているそうです。
■生活を変えた新薬
新薬の登場によって、症状が軽減する、副作用が減る、費用がかからなくなるなど、患者さんの治療に貢献したり、経済的な負担が減りました。患者さんとそのご家族の生活を改善したくすりたちを紹介します。
○進行を遅らせることができるようになった・・・・“アルツハイマー病”
○手術をしないですむようになった・・・・・・“消化性潰瘍”
○臓器移植の成功率を高めた・・・・“免疫抑制剤”
○遺伝子研究から生まれた・・・・“分子標的治療薬”
○関節リウマチ治療に革命をもたらした・・・・“リウマチ進行抑制剤”
○発作がコントロールできるようになった “ぜんそく薬”
■あなたの知らないくすりのはなし そんな中から、とっておきの話が載せられています。
日本の政府も、税金の無駄遣いを今すぐ止めて、その少しでも良いから、難病治療薬の開発費に充ててほしいものです。