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めざせ健康長寿!!~百万人の健康道場

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2006.01.15
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カテゴリ:食と健康
みかん

ビタミンCが豊富で、風邪対策に有効とされるミカンだが、最近さらに、ミカンの粒に多く含まれる「β(ベータ)-クリプトキサンチン」と呼ばれる成分が、アルコールなどによる肝機能障害を抑え、動脈硬化を防ぐのに役立つ可能性が指摘され、注目を集めている。飲酒の多い方に、研究者は「肝臓を痛めないためにも、もっとミカンを食べて」と呼びかけている。

■■■ γ-GTPが下がる?
ミカンの“効能”についての研究をまとめたのは、農水省所管の研究機関「果樹研究所」カンキツ研究部(静岡市)の杉浦実・主任研究官。平成15年から温州 (うんしゅう)ミカンの産地、静岡県浜松市三ケ日町の男女1073人を対象に血液検査を行い、ミカンの有効性を探っている。


その結果、ミカンを1日に2、3個以上食べている人は、たとえ1日ビール大瓶1本程度飲む人であっても、肝機能の指標となるγ(ガンマ)-GTPが、アルコールをほとんど飲まない人と同程度に抑えられていることが分かった。

この際、注目された成分が、ミカンに多く含まれる「β-クリプトキサンチン」で、ミカンを多く食べる人ほど、その血中濃度が高く、γ-GTPの値が低かった。「つまり、β-クリプトキサンチンがγ-GTPを下げるのに、何らかの効果を及ぼした可能性があるわけです」と杉浦さんは分析する。

ミカン摂取量と肝機能の関係

■■■ オレンジの10倍
杉浦さんによると、β-クリプトキサンチンは、緑黄色野菜に多いβ-カロテンやトマトに豊富なリコペンなどと同じ「カロテノイド」と呼ばれる色素の一種で、だいだい色をしている。ミカンがだいだい色なのは、β-クリプトキサンチンが多く含まれているからだ。

とくに温州ミカンに豊富に含まれ、その含有量はオレンジの約10倍。ほかにはパパイアやカキ、ビワなどに多いという。

体内に入ると血液中に蓄積され、必要に応じ、徐々にビタミンAに変わっていくが、通常、2カ月間は変化することなく効果を持続する。

肝機能に及ぼす効果についてのメカニズムはまだ解明されていないが、杉浦さんは「アルコールを分解する際に肝臓にかかる酸化ストレスを緩和する役割があるのではないか」とみて研究を進めている。

■■■ リスク半分に
 研究ではまた、ミカンを1日に2、3個食べ、β-クリプトキサンチンの血中濃度が高い人は、ミカンをほとんど食べない人に比べ、動脈硬化の発症リスクが、約半分に抑えられていることも分かった。

このほか、欧米ではβ-クリプトキサンチンが、がんや糖尿病、リウマチなどの予防に効果があるとする研究が進んでいるというが、「日本人におけるデータがなく、国内での調査研究が必要」と杉浦さんは慎重姿勢だ。

 ミカンを食べる際のポイントとしては「何事も、過ぎたるは及ばざるがごとし。多くても1日5、6個に抑え、バランスの取れた食事を」とアドバイスしている。
[産経新聞 ENAK 11月号]忘年会…酒飲みは食べて ミカンが肝臓守る!?11月16日(水)より抜粋〉

β-クリプトキサンチンは、ミカンの皮に多く含まれています。焼きミカンにすると、皮の有効成分が実の方に浸透し効率よく摂取することができますし、寒い冬の風邪予防にもおすすめです。

「ミカンのパワー」については、この発表以来大きい話題になっているようで方々で紹介されています。

All About 健康・医療 チャネル 「食と健康」(ガイド:南 恵子2005年12月15日)やミカンのパワー・・・はなまるマーケットでも紹介されました。
また、「 素敵に楽天スローライフ健康美人! 5Kgやせて10歳若返る!」さんも、詳しい記事を書いておられます。






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最終更新日  2006.01.15 23:03:46
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