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カテゴリ:医療ニュースのツボ
冬虫夏草の一種サナギタケに放射線のイオンビームを照射し、抗がん作用が期待されている化学物質「コルジセピン」を通常より約10倍分泌する突然変異体を開発することに、福井大学大学院の榊原三樹男教授(生物応用化学)らの研究グループが16日までに成功した。
![]() コルジセピンは細胞のがん化を抑制する働きがあるとされ、現在米国立がん研究所(NCI)が効果を検証している。1グラム数十万円とも言われるが、研究グループによると、突然変異体の培養液を精製すれば、安価に大量生産できるという。 漢方薬として知られる冬虫夏草は虫のさなぎに寄生して育ったキノコ。冬虫夏草の中でもコルジセピンをよく分泌するサナギタケを利用した。 まず、エックス線などほかの放射線より強く、DNA構造に大きな変化をもたらすイオンビームをサナギタケの菌糸体に照射し、突然変異を誘発させた。(共同) (中日新聞 webニュース)より
http://www.excite.co.jp/News/society/20071116170347/Kyodo_OT_CO2007111601000447.html
冬虫夏草の研究は、大変希少だし、サナギタケはもっと少ない。サナギタケの研究は、松原博士をはじめとする先生方のものが有名だ。 http://www.gabataro.com/hpgen/HPB/entries/14.html そういう中にあって、大変貴重で凄い研究である。 コルジセピンについては、次を参照されたい。 もっと知りたい ニュースの「言葉」
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最終更新日
2007.11.29 23:25:01
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