インフルエンザ 今月中にも全国的流行か
ここのところ、全国的に急に寒さが本格的になりつつあります。その影響もあってか、ここのところ急激にインフルエンザが広まっているそうです。 インフルエンザの患者報告数が急増し、全国的流行が始まる可能性が高いことが27日、国立感染症研究所のまとめで分かった。流行が始まれば、1987年以降で最も早い開始となるという。 全国約4700の定点医療機関1カ所当たりの報告数が、1週間で全国平均1・0人を超えると全国的な流行開始とされる。感染研によると、今月18日までの1週間は0・94人(前週は0・50人)で、次週の報告で1・0人を超える可能性が高い。 18日までの1週間の報告数は計4415人。都道府県別の定点当たりの報告は、急激な増加が続く北海道が8・1人と最多で、沖縄3・1人、神奈川1・8人、和歌山1・7人と続く。 厚生労働省によると、10月28日から今月17日までに休校や学級閉鎖をした保育園、幼稚園、小学校、中学校は計220施設。17日までの1週間だけで139施設に上る。 感染研は「ワクチン接種を予定している人は早く接種を済ませて」と呼び掛けている。2007/11/27 11:42 【共同通信】 もっと知りたい ニュースの「言葉」 インフルエンザ(2007年11月9日)インフルエンザウイルスによる感染症。国内で毎年1千万人前後がかかるとされる。通常の風邪は、のどの痛み、鼻水、くしゃみ、せきなどが中心で全身症状はあまりみられないが、インフルエンザは38度以上の高熱や頭痛のほか、関節痛や筋肉痛など全身の症状が突然現れるのが特徴。安静にしていれば通常、1週間程度で回復する。発症後3-7日はほかの人に感染させる恐れがあるとされる。今年のインフルエンザ情報 http://influenza.elan.ne.jp/(最新流行状況から予防法までの情報満載)http://idsc.nih.go.jp/disease/influenza/index.html (インフルエンザ流行レベルマップなどもあります)