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カテゴリ:Memories
満を持しての再開です。
いったん時計の針を巻き戻し,私が考える学習をすすめる会のメンバーになった頃から最晩年までを書き綴っていきます。 我々「塾屋」は,勤務時間において一般の方とは大きなズレがあります。 なにせ,夕方~夜にかけてが「書き入れ時」ですから,いきおい,生活のリズムが「夜型」(というより「深夜型」,人によっては「黎明型」)になりがちです。 ウロコ先生を(ある程度)ご存知の方は,師の「帰宅時間が午前2時,3時は当たり前」だったということを承知しておられるでしょう。 けれども,これはあくまで晩年の話でして,「会」に入る前はもう少しマトモな生活パターンだったと思われます。 もちろん,一時的に超多忙な状態が続くことはありました。 特に,教科書改訂の年は「悲惨」です。 塾生用の英語教科書教材を,全面的に作り直さなければならないからです。 ちなみに,1学年分が百ページ以上に及ぶ大作で,完成しても1冊に綴じ切れる分量ではありませんでした(師匠はこれを「サブノート」と呼んでおられましたが,「どこが『サブ』やねん?」とツッコミたくなるような凄い代物でした・笑)。 性分なんでしょうが,二分冊のうち一冊分(前半部分)は製本した状態で生徒たちに配布しなければ気が済まなかったようで,改訂の年の4~5月は連日午前3時,4時までひたすらテキストを作っておられました。 ココからは完全な余談になりますが,ジツは私も似たようなコンセプトの英語教科書教材を作っています(ただし,私の場合は初年度からの製本化を放棄し,丸1年かけて「その日暮らし」で作ってバラバラの状態で配布し,最後に綴じるというスタイルでした)。 2人が別々に「大筋では同じようなもの」を開発していたのですから,ある意味,大いなるムダとも言えます。 必然的に,前回の教科書改訂のときに「共同開発」の話が持ちあがりました。 師匠と私とでは,テキストの形式はかなり異なるのですが,重複する部分が相当ありますので,「雛型」だけ共通のモノを作り,あとは個人で手を加えた方がはるかに効率的です。 が,残念ながらこの企画は実現しませんでした。 最大の原因は,ワープロソフト。 師匠は「一太郎」オンリー,私は「ワード」一辺倒だったことは以前述べたとおりです。 それでも,「コピペ」で対応は可能だったのですが, ・「配布スタイルの違い」(師匠は半年分の先行製作を主張。私は丸一年かけてチマチマ作り続けることを主張) ・師匠のテキストには全単語に「ルビ」が振ってあり,かつ,修飾・被修飾の関係を表す矢印の線がいたるところに張り巡らされていたのだが,私はこれらを極端に嫌った。 等,お互いに譲れない部分が多く,夢の共同開発は実現しませんでした。 …またしても,思いっきり話が「脱線」してしまいました(苦笑)。 次回は本線に戻します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年06月02日 15時57分39秒
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