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カテゴリ:Memories
延々と書き綴ってきた「追憶シリーズ」も,残りわずかとなりました。
2010年9月の考える学習をすすめる会(長野組)の飲み会が,師匠を交えた最後のものとなりました。 このときすでにいつものテンションではなく,どこかダルそうでした。 マザー先生もそれに気づいていて,後日,当時の様子を述懐されました。 ただ,以前にも同じようなケースがあったので,そのときはあまり気に留めなかったのですが…。 以降,師匠にお会いしたのは1~2回だったでしょうか,記憶が定かではありません。 明けて2011年。 少しずつですが,体調不良を訴えられるケースが多くなりました。 あくまで推測ですが,この頃からウロコ先生は「もう長くない」ことを悟っておられたような気がしてなりません。 誰にもそのことを告げずに…。 根拠は2つ。 1つは,末期に近い癌を患っていたとしても,一般的には,なにがしかの「闘病期間」というものがあってしかるべきです。 にもかかわらず,ウロコ先生の場合,「検査」入院のわずか10日ほどで意識が混濁した状態に。 当初,急速に病状が悪化したと考えておりましたので,「急逝」という言葉を使ってしまいましたが,実際には,フツーの人ならとうに入院している時期に,なお仕事を続けられていたのではないかと思えてならないのです。 言うまでもなく,ギリギリまで受験生をサポートするために,命を削って…。 もう1つ。 一昨年頃から,しばしば,日曜日に奥さまとお出掛けになっていました。 主に,田舎の温泉巡りや食べ歩き。 娘さんの晴れ舞台を一目見るため,はるばる筑波まで足を延ばしたこともありました。 たくさんの写真とともに師匠のブログに記されており,微笑ましく拝読しておましたが,昨年後半から今年にかけて,その回数が急増したように思えて仕方がないのです。 塾屋は一般の人とは生活サイクルがずれていますから,奥様とは擦れ違いが多かったことは想像に難くありません。 加えて,多忙を極めておられたので,どうしても仕事優先になりがちだったことも。 穿った見方かもしれませんが,奥様への感謝と罪滅ぼし(?)のために,そして,最後の「思い出作り」のために,身体が動く間にできるだけ一緒に楽しむ時間を作っておられたのでは…。 「真相」は分かりません。 現時点で,「ウロコ先生は,このような結末を予期(覚悟)しておられたのか?」証言できる方にめぐり会えていませんから。 恐らく,誰にも告げることなく,静かに「最期のとき」を迎えるおつもりだったのでしょうか…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年06月19日 19時45分54秒
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