カテゴリ:今日は何の日
今日は「幽霊の日」です。1825年7月26日、江戸の中村座で四世鶴屋南北作「東海道四谷怪談」が初演されたのを記念して制定されました。私は幽霊を信じてはいませんが皆さんはどうですか?
私は幼い頃に祖母に連れられて毎日のように寺に行っていました。棺桶に入って遊んだりして怒られたこともあります。幼い頃は幼稚園も無かったので寺は遊び場だったのです。墓地でも良く遊びましたので恐いという感じは全くありませんでした。 実家は海の側にあり良く海で遊んだりしていましたが、その後は寺の敷地に新しく家を建てました。3軒の寺と墓地に囲まれた場所にありましたが特別な環境とは感じたことがありませんでしたし恐怖を感じたこともありません。
最初に不思議な体験をしたのは曽祖母が亡くなった時でした。当時のトイレのある場所はとても暗かったのですが、その場所で人の形をした青白い光を見ました。社会人になるまでに不思議な体験をしたのはこの一回だけでした。 社会人になってからの初めての体験は20代の頃でした。研修でK町の旅館に泊まった時のことです。とても古い旅館で「開かずの間」があるとのうわさがありました。若い女性が失恋をして首を吊った部屋だという話ですが事実かどうかは分かりません。私は全く興味がありませんでしたが先輩に無理に誘われてその部屋の前に行きました。 先輩が「開けてみろ」というのでドアを開けたらスンナリ空いたので皆で大笑いになりました。その時突然先輩が部屋の中へ私を突き飛ばしてドアを閉めてしまいました。部屋の窓は何かで覆っているようで暗くて何も見えません。私の身体を何かが通り過ぎたような感覚になってゾッーとしましたが気のせいのようにも思えました。そのことは誰にも言いませんでした。
その後は何事も無く宴会が続いていましたが「トイレで女の人の泣く声が聞こえる」と誰かが言い出しましたが信用する人はいませんでした。あまりに真顔で言うので行ってみようということになりまたも先輩に無理に連れて行かれました。 古い旅館のトイレは男女共同でした。確かにトイレの中から女性のすすり泣く声が聞こえます。お前が開けてみろとの先輩の指示で「どうしましたか」「開けますよ」と言って開けてみると誰もいません。皆は慌てて逃げ帰りました。私が泣き声のする場所を突き止めようとしましたがその後は聞こえることはありませんでした。
深夜にまた皆が騒ぎ出しましたが、衝立が上下に何度も揺れたというのです。大広間には60人ほどがいましたが、私は寝ていたので確認できませんでした。ほとんどの人が奇妙に揺れたのを見たというので恐怖に慄いていました。
その後も不思議な体験を何度もしましたが、50代の時に入院していた病院で不思議な体験をしたのが最後でそれ以降は一度もありませんね。でも私は幽霊の存在というのは今も信じていません。 その後は幽霊の存在を科学的に考察するという本や、心理学的に説明した本というのに興味をもって色々と読みました。納得できることもあるけれどもなかなか同意しかねる部分もあるという感じでしたね。皆さんは不思議な体験がありますか。
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