テーマ:ネコ 猫 ねこ cat(296)
カテゴリ:ねこ
23日にマメタンが体調を崩し30日には意識不明で入院、意識は戻ったものの大きな後遺症が残りそうです。まだ入院中ですが早く良くなって欲しいです。
昨日は庭で遊んでいたチビタンに野良猫が襲いかかりました。今までに見たことも無いほどの大きな猫でチビタンの2倍近くはあったそうです。妻が最初に見た時は大きすぎたし暗かったので犬かなと思ったとのことです。近所では見かけたことがない猫とのことですがどこから来たんでしょうね。妻が気づいて止めに入ったんですが双方が激しく攻撃しあいなかなか治まらない状況だったとのことです。 私は寝不足が続いて熟睡していたのですが騒ぎに気づいて起きて来た時には、妻が右手を血だらけにして帰ってきたので驚きました。野良猫を追い払うためにたたいた時に噛みつかれたんだそうです。妻は傷は浅いので病院に行く必要は無いと言って行きませんでしたが少々心配です。 チビタンには全く怪我はありませんでした。室内に入れたのですが気が治まらないのか外へ出せと騒いでいます。その野良猫がまだ近くにいるとたいへんですから暫くは外出禁止としました。我が家は最近猫騒動が続きます。
猫に噛まれた時の傷が原因で大きな病気を引き起こすことがありますから安易に考えてはいけません。パスツレラ症も危険な症状で猫に噛まれた後30分〜数時間後に、噛まれた箇所の激痛や腫れが起こります。免疫力の低下している人では敗血症・骨髄炎・肺炎などを起こす可能性があります。敗血症や骨髄炎を起こすと死に至ることもあります。
バルトネラ症は噛まれた箇所が腫れたり膿んだりリンパ節の腫れが起こり重症になると視力障害や肝機能障害を起こす事もあります。ほとんどの場合は 自然治癒しますが完治するまでに数カ月を要するこもあります。 猫に噛まれて稀に破傷風を起こすこともあります。噛まれた後5~10日ほどしてから発症します。筋肉のこわばりやけいれん、発熱などが起こります。最悪のケースでは全身に痙攣が起きて呼吸が出来なくなって死亡する例もあります
カプノサイトファーガ・カニモルサス感染症は猫の60%が保有する菌が原因で起こります。症状としては発熱・腹痛・倦怠感・吐き気などです。噛まれた日から2〜14日後に発症しますが、重症になると敗血症や髄膜炎になり死亡するケースもあります。日本では2002年から8年間の間に14例の重症化した報告がありそのうちの6名が死亡しています。 狂犬病と言えば犬なんですが、猫に噛まれて発症するケースもあります。恐ろしい病気で狂犬病の猫に噛まれた場合の致死率は100%です。日本では1957年(昭和32年)を最後に狂犬病の発症例はありませんので心配はいらないかもですね。
猫にとっては全く問題の無い菌でも人間にとっては恐ろしい病気を引き起こす原因にもなるので要注意なんですよ。過去には野良猫に噛まれた女性がマダニが媒介するウイルス性の病気である重症熱性血小板減少症候群を発症したとの事例もありました。 妻のように傷が浅いから大丈夫とノンビリと構えていてはダメなんです。噛まれた時は石鹸と流水で良く洗いガーゼなどで傷口を押さえ病院で受診して下さい。とりあえず妻には石鹸と流水で噛まれた個所を良く洗うようにと助言しました。
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