テーマ:いい夫婦の日(6)
カテゴリ:今日は何の日
今日は何の日・いい夫婦の日・ふたりの時間を大切にする日・熟年離婚
今日は「いい夫婦の日」です。「いい夫婦の日をすすめる会」によれば「ふたりの時間を大切にする日」で「日本中のご夫婦にいっそう素敵な関係を築いて欲しい」とのことです。 夫婦円満で何の問題も無しというお宅も多いでしょうし皆さんもきっとそうでしょう。好きあって一緒になって老後も手を取り合って生きていければ夫婦としては最高ですね。でも残念ながら世の中そういう夫婦ばかりではありません。 厚労省の平成27年度の調査によれば婚姻件数は63万件で離婚件数は22万件だそうです。離婚率は約35%とのことですが、3組のうち1組は離婚している計算になります。 ただし婚姻件数はその調査年の件数ですが、離婚件数はその調査年の件数ではあるがその年に結婚した人だけでは無く過去に結婚した人も含めた離婚件数なので離婚率約35%との見方は正しくないと指摘する人もいます。そういう意味ではそれほど離婚率は高くなく3組のうち1組は離婚しているとの表現は誤解を招くとのことです。確かに3組に1組は高すぎるような気がします。 いずれにしても離婚が年に22万件という数字を見ると離婚をする人が多いというのは事実でしょう。 私の周囲にも離婚をした夫婦が多いように感じるのですが、北海道は特に離婚率が高いと言われています。平成29年度のある調査によれば離婚率の高い都道府県は1位が沖縄・2位が宮崎・3位が北海道・4位が大阪・5位が福岡となっています。離婚率が少ない都道府県では1位が山形・2位が新潟・3位が富山・4位が島根・5位が石川となっています。(離婚件数の順位ではなく離婚率の順位です) 平成27年度における厚労省調査によれば年齢別離婚率では30代から40代が最も多く、婚姻期間で離婚率をみると5年から15年の間に離婚する夫婦が多いですね。 最近は熟年離婚が増えていると言われていますが、熟年離婚とは高齢者の離婚を示すものではありません。婚姻期間が20年以上ある夫婦のことを熟年夫婦といいその離婚を熟年離婚と言います。熟年離婚も増加していてそれが全体の離婚率を上げる要因のひとつとも言われています。 子供が自立したことなどによって離婚できない理由が一つ一つ減り、そうしたことを機会に今後のことなども考えて熟年離婚を決意したとの事例も多いようです。定年退職をしていつも家にいて顔を突き合わせるのは我慢できないということもあってそれを機会に離婚を決意するということもあるようです。 私は夫婦関係を冷静にみているつもりで離婚の危機率は70%ぐらいかなと思っています。ずいぶん高いと感じられる方も多いと思いますが、冷静になって関係を分析するとそのぐらいは離婚危機の要素が多々あるということです。独りよがりで安易に考えずに冷静な判断も大切だと思っています。 明治安田生命保険が発表した調査では夫婦関係が「円満である」「まあ円満である」を合わせて75.3%だったそうです。円満と感じている夫婦が多いんですね。生まれ変わっても同じ相手と結婚したいかとの質問には「必ず結婚する」が14.3%で「多分結婚する」が28.3%と半分にも満たなかったそうです。また76%の妻が夫に何らかの不満を持っているとのことですが、円満を感じながらも満足はしていないということでしょうか。 長年連れ添ってきてお互いを理解し合っていると思っていても、それは自分の考え方で相手はそう考えてはいなかったということもあります。突然離婚を切り出されて戸惑うという人も多いそうです。いい夫婦の日を機会に夫婦関係を見直してみてはどうでしょう。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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