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カテゴリ:マインドマップ
「頭に浮かんだことから順番に記すことがコツ。すると10倍くらい頭が働き、賢くなった気になるが、それは錯覚。順番を考えて書くことは、頭の浪費である。」 というのは先日紹介した、『上司もしらない「仕事の仕方」』の段取りシートの書き方について書かれた部分の要約です。これが正しいとすると。。。 ここで、ふと気づいたのがマインドマップです。わたしは、以前の記事で書いたとおり、マインドマップのテーマを中央に持ってくるのは、「テーマの周囲の空間を360度を利用でき、枝を増やしても位置関係から、テーマと枝項目との関係をイメージとして記憶しやすい」からだと考えていました。 でも、それだけではないと思えたのです。 そのヒントは唐傘連判です。江戸時代の一揆の指導者をわからなくするために署名を丸くしたというのを習ったことがあると思います。 つまり、周囲を丸く使うことで、出発点や順番がどうでも良くなるという効果があるのではないかと考えてみたのです。出発点の不明瞭化、順番のあいまい化です。 だとすれば、順番を気にせず書きはじめられる機能が、すでに仕組みに取り込まれている事になります。ならば、順番を気にしないでどんどん書き込めるので、発想するツールとしては確かに良いということになります。 だから、頭が賢くなったような気になって、しかもどんどん書けると。 空間の使い方にはいろいろ意味があるのかと思ったのでした。 ※本文中のリンクは過去の記事へのリンクです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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