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カテゴリ:バカ話
年末年始に3泊4日、4万9千800円と言うお値段に惹かれてバスツアーに参加したおじさんとくうみん。
まず初日は8時ごろ某駅集合出発、そして一路大阪へ。 2日目は奈良野神社仏閣めぐり。 3日目は京都仏閣めぐり。 4日目はお伊勢さんにお参りして、関東に帰る。 こんな所ですが、よだきゅうエクスプレスのよだきゅうさんに脅かされました。 「道路が混んでお尻が痛くなるぎゃ」 え~!!どうしよう?トイレは?お尻の運命は? 恐怖に震えおののいていると、言い過ぎたと思ったのか、いきなりトーンダウン。 「バスの運転手さんもプロだから大丈夫だぎゃ」 もうキャンセルもできないし、行くしかない!決死の覚悟で集合場所に向かいました。 しかし予想に反して行きはスイスイと順調に行くのでありました。心配していたトイレ問題もほとんど1時間半か、2時間おきにあり、その間は腰を回して血行を良くして、痛くならないよう心掛けます。 「皆様、心配していた渋滞ですが、事故でもないかぎり行きは大丈夫です」 添乗員さんの言葉に満足そうにうなずく一行。しかし、「行きは」と言うのは…? 「問題は帰りなんです」 やっぱり… 「パンフレットには夜10時頃到着とありますが、これがなかなか難しくて…」 えっ、と言う表情をする一行。 「日付の変わるまでに着くかどうか…」 ざわざわ… 「どうしよう、おじさん」 「う~ん、向こうの親せきに泊まるかなあ」 おじさんの両親は伊勢、鳥羽の出身です。だから親戚もいますが、いきなり行って泊めてくれと言うのも… 「ま、考えておこう」 など言っているうちに夕方4時ごろ大阪到着。休み時間を入れて8時間で来たから、かなり順調です。 「は~い、お部屋のカギを持って各自順番にエレベータに乗ってくださ~い」 通されたのはツインではなく、シングル2部屋。友達通しならこれでもいいけど、夫婦だと二人で一つの荷物だから、結構不便です。しかも喫煙ルームなのでたばこ臭い。においの少ない部屋をメインに使うことにします。 部屋はアパホテルのシングルルーム。禁煙ルームを指定すればよかった。大浴場もあってなかなか快適。 今日の食事はついていないので、道頓堀に出かけます。 しかし切符の買い方が判らない!関東ならば、お金を入れてボタンを押すだけだけれど、何線で行くとか何とか、先に指定するところが多くて、ややこしい。 そしてエスカレーターに乗って、歩く方は向かって左側の人、関東では逆。ここは日本語の通じる外国かしら。道行く人は皆関西弁と言うのも新鮮です。 地図を片手にうろうろしていると、道頓堀に到着しました。 有名なグリコ様 一度は行ってみたい、かに道楽様 かに道楽様は節電に協力しておいでです 食い倒れ太郎様も、節電なさっておいでのようです。 おじさんは串揚げとうどんが食べたいと言います。串揚げ99円、80円と、くうみんには魅力的な店が見受けられましたが、食い倒れ太郎様のビルに「しろたや」と言う串揚げ屋を発見しました。出ている写真も見覚えのある顔です。 「これって、あの大食いのジャイアントしろた?」 「本物はいないだろう。でも、ここにするか」 本物がいないのにここに入ったって、おもしろくないじゃん。そう思いながらお店に入ると、何か大きなお兄さんが忙しそうに働いています。大きな体、色白のお肌とサラサラヘアー…おお!あれは本物のジャイアントしろた様! 漢方薬を飲もうと薬を出したら、何も言わないのに従業員のお兄さんがすっと水を出してくれました。ほお、なかなかやるのう。 しろたやセットとビールを注文すると、しろた様御自らお運びしてくれました。串揚げの説明もしてくれましたが、しろた様に見とれていて、すぐに忘れてしまいました。適当に食べます。衣が薄くて油っこくなくて、アツアツです。 しろたやセット 千4百50円だったかな? ジャイアントしろた様。テレビで見るのと同じお美しさ。 一杯ひっかけて、あとは問題のうどんですが、うどん屋はどこも店じまいしています。それにどこの食べ物屋さんも、長い行列です。 仕方なく駅前のそば屋に入りましたが、ここはさすが並ばずに入れるだけの店である、と言うお味でした。 帰りに近くのコンビニでビールとおつまみを買い、お風呂に入っておじさんと乾杯しました。 「いまんとこ、順調だけどねえ」 「どうするかねえ」 悩みは尽きません。お尻の痛くなるツアー、1日目は何事もなく終わりましたが、これは嵐の前の静けさなのでしょうか? クリックいただければ幸いです にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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