今日は先だってから問題となっていますマンション脇の高圧送電線の設置問題で政府高官が視察と公聴会に訪れる日です。
昨日有志たちはビラを配り参加を呼びかけていましたし、色々な力を借りるためにメディアを活用し、テレビ局や新聞社に対しても参加を呼びかけ、昨晩は地元テレビ局で特集番組まで放映されています。
　しかし、当の送電線ですが既に完成済みで情報では今日試験送電を行うとか。？
皮肉な物ですが、彼らからすれば政府の承認許可を得て工事を行っており、なんら問題は無いと工事の中止など全く考えていませんし、路線変更は軽微な変更で環境に対する検証は不要としています。
　何れにしてもまもなく回答が出るとは思いますが結果は許可撤回は無いのではと思っています。政府の正式な許可があるため電力会社は若し違法であれば政府に費用を請求するでしょうから政府としても面子も有り撤回は無いと考えています。争点は広州市の条例に違反するかどうかでしょう。認めたら莫大な費用がかかりますから。

　さてゴミ問題ですが、広州市では市内いたる所にゴミ箱が設置されています。過去ステンレス製が多かったのですが盗難も多く今はプラスティック製か鉄製が主流です。
　このゴミ箱も地下鉄や新しい場所では２ｉｎ１になっていて片側が回収ゴミで、もう一方が不回収ゴミを入れるようになっています。マンションでもゴミ捨て場には三つのゴミ箱が設置されています。工場などでも大きなところは分別ゴミを実施しています。
　問題はその後なのです。
　ゴミ収集は政府が行っていますが、政府はまだ分別回収を実子していない為折角分けても回収者は纏めてゴミを運んでいきます。
　分別できちんとされているのは新聞紙、空き缶、ペットボトルなど売れば金になるものだけでその他は全て同じ扱いです。
　これらはアパートなど住んでいる住民のレベルでも大きな差異があり、地方から出稼ぎに来ているか形は田舎での方式そのままで何でもポイ捨てしますから、アパートの窓からゴミが落ちてきたり、水が降って来たりします。
　これら賃貸住宅地の地面や庇の上はゴミの山です。
　高級マンションでも一部モラルの低い方たちがいる為、人のエリアにゴミを捨てたり、高層階から水をまいたりされます。中には悪意を持った方もいるのです。
　中国でも徐々に環境に関心を深めてきておりレジ袋を禁止する方向にきています。
　発泡スチロールのゴミも問題で河の畔が真っ白になっていたりします。
　
　地下鉄は最初から禁煙であり飲食も禁止されていますが、一部の方たちは平気で食べています。本人は感じないのでしょうが他人からするときつい臭いのする食べ物も有ります。ひどいのはゴミを車内にポイ捨てします。誰もすてていない綺麗な車内になぜ平気で捨てられるか疑問です。