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カテゴリ:ニュース
昨晩は室温が14度まで下がり先月の29度から一気に半分まで低下し、殆ど太陽を見ない毎日が続いています。
そもそもここ華南地区は通常旧正月が過ぎる頃から日本で言う梅雨に似た時期に入り春先まで続き、気温が徐々に上昇していくのが普通です。 この時期はじめじめしだし、洗濯物は乾かず、カビが生えやすく、4月ごろになると一気に気温が上がると室内では結露現象が起き、床が水を撒いたア様にビショビショになる事も、壁も天井も結露でカビが生える為この時期は窓は開けられません。 日本のような木造建築ではなく断熱材も無い為建物自体が結露するのが難点で湿度90%以上になる為想像を絶する結露状態になります。 さて、両会が開催されており、毎日政治のニュースが多いですが、政府が毎年使う色々な財政の中で接待食事に使う経費が異常なまでに多くの金額を費やしていることが実態です。 食事も夜ばかりではなく昼間から行われ、昼食時にはマオタイなどの高級白酒が振舞われます。 これらの高級酒は金額も高いですがアルコール度数も30度から60度近くまであるため、これを昼食時に乾杯した暁には人数にもよりますが1本から3本は空けるでしょう。 そしてその後職場に戻り仕事をするのですが、これだけアルコールが入った状態ではまともな仕事が出来るわけがありません。 これらは何処でも当たり前の様に行っておりローカル企業でも昼食時に酒を勧められます。 日本人は勤務時間中はアルコールは通常ご法度ですので何時の丁重に断ります。 河南省信陽市では2007年から昼食時のアルコールを禁止する通達が出されわずか半年間で4300万元(日本円で約5億6千万円)も経費の節約が出来たとのこと。これが約30%の節約となると、年間の経費が2億8千万元(日本円で約37億円)にも及びます。 また、飲酒を禁止した事で飲酒に関わる職員の疾病が半分に下がったとも報じています。尚、違反者は200名程いたそうです。 これが河南省のある一つの市の経費ですから全国で見たら想像できない金額になるでしょう。 今年はこの成果を見て他の省などでも見習う動きがあるようですが、既得権を奪うのは難しいでしょう。 兎に角接待食事は何処でも酒はつき物で、レベルにより振舞われる酒の種類金額も大きく異なりますし、ここ広東省では通常接待には海鮮料理が当たり前で、これらの高級海鮮レストランも多くあり、いつもたくさんの客でにぎわっています。 殆どが会社や政府関係の接待であり個人的な場合もありますが、一回の消費金額も数人でも最低1000元は必要です。 高級なレストランは規模も大きく個室だけでも100以上はありますし、ホールも大規模で生きた魚介類が並び、客が選びコックが料理をしますがコックの人数でも百人以上はいそうです。 とあるレストランは高級乗用車が展示されどれも1千万円以上しそうな車ばかり。 駐車場も止まっている車はベンツ,BMW、アウディ、レクサス等高級車ばかり。 一日幾らぐらい消費されるか想像できません。 このように政府関係も毎日のように接待食事を行っていますから年間予算ですごい数字の金額になるのです。 民間会社でも昔から社員や顧客を接待や、食事を会社負担で行う習慣がありこれで消費社会が形成されてきています。 上記の河南省の一例でも小学校が40校ほど作れる予算だそうで、全国で節約すると貧困層、医療保険など格段に改善できるのです。 無理かな。? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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