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カテゴリ:事件、事故
先日中国は四川省成都市で公共バスが炎上し多数の死傷者が出る事故が起きています。
中国では自動車事故で車両が炎上する事故が多いようです。 今回の原因はどうも乗客がガソリンを持ち込んだ為との情報ですが、夏場では自燃事故も多いです。 兎に角乗客のモラルの欠如が事故を大きくしたようです。 バスにガソリンを持ち込む事は禁止されているのですが何故、持ち込んだのか、乗る際に乗員は気づかなかったのかなど疑問があります。 中国では乗り合いバスに色々なものを持ち込みます。 農産物を大量に持ち込んだり、今は禁止されていますが生きた鶏やアヒルも過去は持ち込んでいました。建設現場の労働者は泥で汚れた服や靴のまま乗り込んできますし、大工道具や器具なども持ち込みます。 このように日本では見かけない状況が日常起きているのです。よって紙袋などにガソリンを入れて乗られたら気づかない可能性もあります。 もう一つは中国のバスの構造に問題があります。 日本では出入り口以外に入り口から遠い所には非常口がありますが、中国のバスには非常口はありません。 しかも空調付バスになってからは窓は開きませんので、各柱にはガラスをたたいて割るハンマーが備えられています。 このハンマーで窓ガラスを割って逃げるのです。 その他天井に二箇所ほど有る換気口が非常口になっています。 仮に窓を割ってもドアが無い為結構な高さから飛び降りなくてはなりません。 天井の非常口は横転などした場合に逃げる役目でしょうが狭く乗客が多いとパニックになるでしょう。 よってガソリンなどが発火した場合は満員状態であれば避難も出来ないでしょうし被害がかくだいされます。 中央出口には一応消火器が設置されていますがメンテナンスがキチンと行われているようには思えません。 見た目は非常に綺麗な快適そうに映るバスですが危険が一杯な事もあるのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年06月12日 03時20分22秒
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