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2009年06月13日
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カテゴリ:生活
中国で政府に依頼する色々な手続きに関しての手数料ですが、日本などでは多少自治体で手数料が異なりますが大幅に差異が有る事は有りませんし、手数料自体の妥当性もまあ、納得できる金額です。
 ところが中国では過去手続きを依頼する場合賄賂の要求が有りましたが現在では禁止通達が出ている為賄賂をあからさまに要求する事は殆ど見かけなくなりましたが地方に行きますと賄賂に変わる手法で商品を買わすような話をしたり、買わないと処理に時間が大幅にかかったりします。
 最近の事例では不動産を取得し名義を変更する為に手続きに行ったら、本来の名義変更に関わる費用以外に色々な名目の費用を請求されたと報道がありました。
 この人は陽春市で不動産を取得した為に政府機関の陽春市房産管理局及びその下層機関で13項目の費用を請求されたとの事。実際にはその内3項目のみが合法的な費用項目で他の項目は余計な費用です。
 その中で特に奇妙な費用項目としてシロアリ防治費用なる物がありました。
不動産を買うのに何故シロアリの防護費用が必要なのか。しかも政府機関が徴収するとは奇妙な物です。実際に名義変更でシロアリの防護などするわけもないし、おかしな費用項目ですね。
 因みにその項目とは
陽春市不動産管理局及び下属機構 7項目計2942.6元
1.売買手続費738.8元(合法だが費用は差ほど多くない)
2、不動産証明費300元(強制的な徴収で違法)
3、シロアリ防護費 738.8元(強制的な徴収で違法)
4、問い合わせ費用 400元(強制的徴収で違法)
5、不動産投機費用550元(合法だが標準は470元で高すぎる)
6.測量費 200元(強制的徴収で違法)
7、コピー費用 15元(強制的徴収で違法)
陽春市国土資源局及び下属機構 5項目 231元
1、国土土地証作成費 20元(合法)
2、土地権属調査地籍測量費 13元(合法)
3.土地移転代理費 136元(強制的徴収で違法)
4.土地保存書類調査費 60元(強制的徴収で違法)
5.コピー費 2元(強制的徴収で違法)
陽春市興華土地評価株式会社 徴収
1.評価費 300元 (強制的徴収で違法)

以上の様に合法的な項目はたった3項目でしかも503元ほど、なんと2621.8元も違法な項目をつけて請求していた事になります。
実際これらの名目で自分達のポケットマネーなどに当てていたか、実態のない機関などの運営費あてていたと思われます。
 この方は違法性があると思い、広東省物価局へ苦情を出し、物価局が調査し違法性が認められた為、政府から改善命令が出されました。
 これで正しい事が認められたわけですが、今まで知らずに支払っていた方たちはどうするのでしょうね。何分正規料金の6倍近い費用を払わせられていたわけですから返却するのが筋でしょう。
 しかし、これまで徴収していた側からすれば急に違法と指摘されたため、収入源が絶たれますからかなり困る人も出るでしょう。

 しかし、これほどまでに堂々と違法的な費用を請求するとは考えられませんね。せめて正規費用の10%程度でしたら苦情も出なかったと思いますが異常なまでに高額を請求していた為発覚してしまいました。

このような事は何処でも行われていると思います。
例えば外国人が中国語に翻訳を必要とする場合指定された業者しか認めないなど業者と癒着もあります。
 実際に経験した事ですがパスポートに記載されている内容を英文に翻訳する必要があり指定者に依頼したが内容はいとも簡単なのに結構な費用を請求された。一部読めない漢字が有ったが訳文にはそこは記載されていなかった。
 いい加減な翻訳ですが政府はこれで証明書を発行しました。
 色々あるものです。

 





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最終更新日  2009年06月14日 16時54分02秒
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