|
全て
| カテゴリ未分類
| 旅
| 偽物
| 食生活
| 出来事
| 習慣
| マナー
| 治安
| 生活
| 交通機関
| マンション
| 商品
| 食品
| ニュース
| 公害
| ショッピング
| レジャー
| 事件、事故
| 商売
| 物価
| 工事
| 品質
| 環境
| 社会
| 不思議な物。
| 安全
| 交通事故
カテゴリ:交通機関
都市部の幹線道路はバスで溢れています。
マイカーが増えて来ていますがやはり広範囲の路線を持つ公共バスは庶民の足ですね。 まして郊外へ新しいマンションが建設され、サラリーマン達は余計に通勤時間がかかるようになりました。 しかも、中国には日本のように通勤費の支給や補助は通常有りません。 全て自己負担です。 せいぜい事業所で無料または有料の通勤バスを運行させてはいますが、社員全員の家までは送迎しません。 広州では地下鉄がどんどん開業し、乗客も急上昇してきてはいますが、バスの乗客は減少してはいません。 バスも数年前までは空調のない窓の開くバスも見かけましたが現在では殆どが空調車で値段も1元から2元になってしまいました。 そういう意味ではバスはかなり新しい車両に入れ替わってきてはいます。 特にアジア大会に向けてかなり新しい車両が投入されました。 新車は新車の匂いがしますし、きれいなことは当たり前なのですが、これが数カ月後には汚い車両に変身してしまいますし、少しづつあちらこちらが壊れてくるのです。 また、これら壊れた場所を修理するでもなくそのまま放置されます。 何故、このようになるかというと、まずは乗客にモラルというか公共施設を汚さずに綺麗になどと考える頭が有りません。 そもそも車内では飲食禁止表示があっても気にせずに飲食しますので食べ物のカスや種の皮などが床を汚します。 色々な大型荷物を持ち込みますから床が傷つき汚れます。 車酔いして嘔吐する人もいます。今ではいなくなりましたが昔はあひるや鶏を生きたまま持ち込んでいましたので糞や尿でよごれました。 土木作業員たちも通勤に使います。 作業用工具も持ち込みますし、作業服そのままで乗り込んできますから当然服は泥だらけ、汗まみれのまますわります。靴も泥がついたままです。 空調が効いていますが効きすぎることもあり冷気吹き出し口を閉じようとするが使い方がわからず無理な力で回すので壊れます。 立席者が座席の取ってに掴まりますが、何故かネジが緩んでいるのでそこにつかまるので余計に緩んで外れたり、割れたりします。 以上のような理由で乗客とバスの品質問題から汚れと損壊が進むのです。 中国では殆どがプラスティックの椅子です。 これは正解かもしれません。 日本の様に布製でクッションなどあると、すぐに汚れますし取り返しが付かなくなるでしょう。 バスの清掃も適当ですから綺麗になるわけがありません。 よって、バスは窓が開きませんから異臭が漂います。 掃除も箒でゴミを掃き出し、水をまいてかけるだけです。 定期的な点検など行っていないと思います。 ネジが緩んでいても放置しますから余計に壊れるのが早くなります。 そもそも振動衝撃が加わる自動車にきちんと設計されていないため、振動衝撃に耐えられずに壊れていくと思います。 いい加減な設計なのでしょう。 降車するときも降車ボタンは日本の様にあちこちに有りませんから押すには出口付近まで行きませんとボタンを押すことは出来ないのです。 ボタンも多くても6箇所、大概は二箇所で全て出口付近にしか有りません。 しかも、ボタンが壊れていて通知出来ない車両も多々あります。 昨年のアジアパラリンピック大会に向けて身体障害者に優しくという触れ込みで低床車がかなり導入されステップレス車が増えましたが、車椅子で乗降するには出口にスロープを設置しなければなりません。 車内には車椅子専用の場所も作りはしましたが、大会が終了するとそのバスに設置されていた車椅子用のスロープ台もいつの間にかバスから降ろされてしまいました。これでは実際に車椅子で利用がうまく出来るわけは有りません。 大会開催期間中だけ広州の取り組みをアピールしましたが継続性が無い取り組みは税金の無駄遣いです。 バスの運転も荒く、足腰の弱い老人は危険です。 行先表示もLED方式が増えましたが、一部ではまだ文字版を使っていますし、臨時で他の路線を運行することも有りますが全て掲示板で表示されるので行き先用の表示と異なっている場合もあるので要注意です。 特に終点まで行かない短線路線は気づかないこともあるのです。 全面の表示と側面の表示が違うことも。乗るときに運転手に確認が必要です。 最悪は夜間全面の行き先表示が照明も無く真っ暗で見えないことも。 バスが必ずバス停で停止してくれればいいのですが、そのまま気づかずに通過することも有るのです。 広州のバスは汚れと異臭と壊れたバスが増え続けています。 バスも夏場は発火するバスもあります。 日常点検していれば防げることが壊れないと治さない体制が問題でしょう。 よって、バス会社には救援用の修理バスも有るのです。 途中で壊れて次のバスを待つはめになることもあるのです。 運転も日本のように時刻表など有りませんし、有っても信用できないでしょう。 なにせ始発駅から500Mも離れていないバス停ですら一定時間ごとに来ないのです。 来るときは二台続けてきたり、20分も待たされたり、お客に事など考えず、利益追求のみなのでしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[交通機関] カテゴリの最新記事
|
|