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カテゴリ:交通機関
中国では急速な高速鉄道網の建設が行われ高速運転可能な距離もどんどん伸びています。
併せて、鉄道車両の高速化を急速に行い、今では運行距離も、運行速度も世界一になっています。 ここで最近色々な技術者からこの急激な発展に対して技術的に安全が確保できるのか疑問の声も上がっています。 ここで技術的に高速鉄道の安全性に関して触れますと、 1,橋脚や線路の道床、等に用いられるコンクリート材は一般建材用のポルトガルセメントではダメで、通常強度と長期間の寿命が要求されるこれら高速鉄道の路床、枕木用コンクリート、橋脚などには「フライアッシュセメント」を用いるべきであり、このセメントの残材料には火力発電所から出る石炭の燃焼灰が用いられるため、現在の中国で建設された高速鉄道用に用いられたコンクリートの量からして、火力発電所から出る灰の量を勘案すると灰の量が不足する計算になるとか。 と、いうことは中国の高速鉄道の路床、枕木や橋脚にはこれら「フライアッシュセメント」 が使用されていないか規定量が使用されていないことになるようです。 そうしますと、現時点では開業間もない為、問題は出ないでしょうが、将来高速運転を継続していくと路床などにひびなどが発生して、安全面で懸念事項になると予測しています。 つまり、輸送量にもよりますが、何年の寿命と考えているかはわかりませんが、将来高速運転ができなくなり速度を落とさなければならなくなる可能性が有るようです。 もう一つは車両に加わる振動に依る機器の劣化や接触不良が起きる可能性などどこまでシュミレーションされて運行しているのでしょうか。 列車の振動エネルギーは速度に比例ではなく二乗など速度の上昇に於いて振動周波数は上昇し、エネルギー量も急激に増加します。 過去東海道新幹線でものぞみが開発された当初は速度の上昇により従来のひかりなどの振動量から大幅に増加したため、故障が起きたのです。 このように速度の上昇はいろいろな面で従来とは異なる問題が起きるのです。 中国で350kmの営業運転を行っていますが、キチンど周波数とエネルギーに対するシュミレーションと寿命計算され、見合った構造、材料、建設方法が取られていることを祈ります。 現実的に現在の東海道新幹線は開業してから40年以上が経過し路盤、道床、橋脚等にクラックなどが発生しています。 勿論、日常の点検と補修は行っていますが、何れ大幅な改修工事が必要となります。 中国の新幹線はまだ数年レベルの実績しか有りません。 これから、色々な問題が起きてきますがどこまで適切に対処できるか見守りたいですね。 中国ですので大きな問題が起きたら運転を停止して改修させるでしょう。 じょうきゃくの利便性は配慮されないでしょうね。 それに建設コストの負担に関してもですがきちんと計算したどおりに収入、支出が有るのかも問題でしょうね。 っっっっっっs お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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私の住んでる地域も将来モノレールを建設する予定らしいのですがどうも、中国からの技術らしいです。マラッカでも運行が始まっているのですがもうストップ(故障!!はや過ぎ!)しました。再運行始まっているか情報不足で判らないですけど、、、大丈夫かな?人の命を運ぶものなのです。
(2011年03月09日 12時41分17秒)
yokoさん
どんなに素晴らしいものでも日常の点検、整備が無いと早く壊れたり、人命に関わる事故が起きます。 航空機は徹底した、マニュアル化と整備、運行上の規則をキチンと守るから事故が少ないのです。 問題はこの点にあると思います。 後は量産に於ける使用部材の変更と評価ではないでしょうか。 電気製品が爆発したり、壊れたりするのはオリジナルの製品をCOPYして、そこに使われている部品を安価な中国製に置き換えますが問題は技術者がその部品の性能や信頼性を十分理解しないで置き換えると、故障の原因となったりします。 部品メーカーも同じでどこまで信頼性を評価しているかでしょう。 まあ、きちんと評価して開発する会社はそれなりにコストもかかっていますから超安価にはなれません。 超安価のメーカーはコピーのみで開発等できない会社です。当然技術者や、計測設備が無いですからコストは安くなります。 鉄道も航空機も基幹部品は皆外資企業の製品です。 これはおいそれとマネが出来ないからです。 (2011年03月09日 13時26分31秒) |
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