テーマ:山野草・高山植物(1394)
カテゴリ:庭の花
エゾセンノウ(蝦夷仙翁)
鮮やかなエゾセンノウの花が咲きました。 エゾセンノウは中国や朝鮮半島など、アジア北東部に自生するセンノウの仲間です。 日本には北海道と長野の一部(軽井沢)にのみ自生すると言われていて、『北海道レッドデータブック』では絶滅危惧種(Cr)に指定されています。 同じセンノウ属の「エンビセンノウ」にも雰囲気が似ていて、園芸店などでは「カラフトエンビセンノウ」という名前で出回っていることが多いかもしれません。 ▲鮮やかな赤色に、深く切れ込む花びらが特徴。 エンビセンノウ似ていますが、花弁がエンビセンノウよりも丸いので区別できます。 種小名の「fulgens」には「光り輝く」という意味がありますが、おそらくこの鮮やかな花色を指しているのだと思います。 --- エゾセンノウ(蝦夷仙翁) Lychnis fulgens 分類:ナデシコ科センノウ属 多年草 花期:6~7月 →山野草を探す (参考文献) 高橋勝雄 ,『野草の名前(夏)』, 山と渓谷社 , 2003 (参考) →北海道環境科学研究センター 「北海道レッドデータブック」 【関連記事】
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[庭の花] カテゴリの最新記事
|