ヨーキー さくら と じゅり の ガウ日記

17日のお泊りの続きです。

お散歩から戻ると、じぃじに足湯をしてもらい、ばぁばお手製のおやつをまた貰います。



そして、二人に交互に添い寝してもらい、その間にもおやつ三昧。
実家到着時やお散歩後にもらった鶏ひきの煮込みは、それぞれが食事1回分の量があり、
さらにサツマイモ、リンゴ、ボーロ、煮干と、私の目を盗んでは食べさせる母と、
とうとう口論となりました。



さくらはメタボで獣医さんから注意される体脂肪であり、
過去に脱臼した関節への負担も考えると、過剰な摂取は控えるべきなのですが、
母は、自分の与える物は、私が与える市販のジャーキー等よりずっと健康的だとか、
食べるのが楽しみで来てるんだから、と、まるで耳を貸してくれません。

その後もさくらは、私たちの夕食やデザートでもおすそ分けを貰い、
我が家の基準からすれば、オソロシイほどの量を平らげました。




夜、じぃじが寝る前のちっち（短お散歩）に誘い、夜道用の蓄光加工ワンピを着せると、
たまたま私がバッグから着替えや洗面用具を出していたのが、帰り支度に見えたのか、
慌てて自宅バッグに飛び込んでしまい、その様子を見たじぃじが負け、
実家用の赤いバッグで出かけることに（帰りに歩かせる作戦）。
夜なのに、余計な苦労をかけてしまいました。



帰宅後、また足湯とおやつをし、私にブラッシングをされると、いよいよお休みタイムです。
普段人間とは別の部屋で寝かされているさくらは、一緒のお布団で寝られるのが嬉しいのか、
フカフカのお布団の上で大はしゃぎ。
実家に泊まる時は、まず私の寝る部屋へは来ず、ばぁばの側で寝ています。




が、この晩は平穏には過ごせませんでした。

深夜、気配を感じて目を覚ますと、すぐ脇にさくらがきていて、苦しげに喘いでいます。
と思った時には、絨毯に嘔吐してしまっていました。
苦しげなさくらの背をさすって声をかけると、ヨタヨタと布団にあがってきます。
お布団で吐かれては大変だなぁ、と思いつつ、さくらが落ち着くまで待ちました。

15分もすると、少し落ち着いたようなので、電気を点け、時計を見ると3時半。
さくらも落ち着いて両親の方へもどったので、後始末をしてからそちらへ行ってみると、
暗い部屋で何かを探してくれという様子。
どうやら、寝る直前まで持っていたボールが欲しいようなのです。

仕方なくごそごそ床を探し回っていると、両親も目を覚ましてしまい、事情を説明。
早速じぃじがボールを見つけてくれ、午前4時にボール遊び開始です。
吐いて楽になったのか、さくらは元気が出ているし、遊び相手はじぃじがしてくれているので、
「こんな時間に遊びだすなんて…」とう声を背中に、私は部屋へ戻りました。



結局、嘔吐の原因は食べすぎだったようです。
この日食べた量を考えれば、当たり前の事ですが、
結局その天罰は、食べた当人（さくら）にも、食べさせた母にも、
止められなかった私にも、傍観した父にも、平等に下ったのでした。
翌朝は、ホント眠かったです～。


　追記：実はこの日、さくらは膀胱炎の再発では？と思える症状が何度かあり、
　　　　その上に嘔吐したので、私たちはちょっと焦ったのでした。
　　　　膀胱炎のような症状は、母と私の喧嘩がストレスになって現れたのかもしれません。
　　　　翌日には全ての症状が改善したので、病院には行きませんでした。
　　　　今は元気に過ごしています。