|
テーマ:心のままに独り言(8595)
カテゴリ:必殺仕置人
性格はどっちかって言うと明朗な方だからね。 車寅次郎
必殺仕置人 第6話「塀に書かれた恨み文字」 鉄の馴染みの女郎おしまの父親と妹が遥々川越から出てきた。江戸で髪結いの修業に努めていると信じ込んでひと安心。その帰り道、辻斬りにあって命を落とす。辻斬りの正体は守山藩主・松平忠則(中尾彬)。取り巻き三人を従えて夜な夜な刀の試し切り。その一人・斎藤(鬼堂誠之介)だけバカ殿の悪行についていけない。主水は見回り中、現場に遭遇。守山藩の屋敷へ姿を消すところまで突きとめるが、大名屋敷に乗り込むことはご法度。上役へ報告したとしても揉み消されるのが落ち。鉄も同意。十二万石の大名を相手にできることとできないことがある。一方、奉行所も本気で下手人を捕まえるつもりはない。主水は辻斬りで父親を殺された幼い姉弟から石を投げつけられる。「おばあちゃんから聞きました。今のお奉行所はお金か何か差し上げないと願い事を聞いてもらえないって。でも家にはお金がないんです」。二人はなけなしの金を出そうとするが同心に追い払われる。そこで主水は辻斬りの一件を上司に報告するが、やはり取り合ってもらえず。その後、鉄から小六に渡してほしいと金を受け取る。江戸中の闇に顔が利く小六なら相手が守山藩でも何とかしてくれると思い、おしまが年季を10年延ばして作った金だ。そんなこんなで今夜もバカ殿の辻斬りナイト。江戸家老の北上帯刀(舟本守道弁護士)はバカ殿のバカを憂いていた。翌朝、屋敷の塀に辻斬りの犯人は守山藩の侍と書かれた瓦版がびっしり。瓦版をばら撒きまくる半次とおきん。鉄と錠も町中に貼りまくり。北上の不安が的中した。さすがに老中も事態を看過できず、辻斬りの犯人を町奉行所へ差し出すようバカ殿に言い渡す。そこでバカ殿は斎藤を身代わりに指名。斎藤は嫌々自首、牢へ送られるが張本人でないことは小六にはお見通し。どう見ても替え玉。早速主水は小六と接触、斎藤から真犯人を聞き出すよう依頼する。そんなこんなで斎藤は真相を激白。バカ殿が辻斬り以外で屋敷を出る機会は吉原行きと聞いて鉄、錠、半次は吉原でバカ殿を拉致。主水はバカ殿をしれっと牢屋へぶち込むと囚人たちに「この新入りに牢内の作法を親切に教えてやれ」と指示。優しい囚人たちに生ケツを板でバシバシ叩かれてバカ殿悶絶。さらにふんどし一丁で便所磨きの強制奉仕活動。一方、斎藤は釈放、屋敷に戻って報告するが自分だけ戻ってきたことを責められる。守山藩にとって事態は深刻だ。翌朝、バカ殿はぼろぼろになって戻るが屋敷の門は閉じられる。「あけてくれ~」と叫ぶバカ殿に北上は冷たく言い放つ。「御主君忠則様は本朝俄に急死なされた。よって御養子忠宗様が御世継ぎのこと、既に幕閣にて認められておる。その亡き殿の御名前を騙るなど大凡きちがいだろう。早々に立ち去れ!」。バカ殿ショック。あけてー。「黙れ!夜な夜な罪なき百姓町人を切り殺し、辻斬りのかどにて御咎めを受ける主君などこの守山藩に断じておらぬ!」。バカ殿絶望。さらに北上は取り巻き三人に切腹を申しつける。それを聞いた鉄はスッキリしない。「あんな奴らに侍らしく切腹されてたまるか」。その夜、取り巻き二人は逆ギレ、斎藤をぶっ殺し屋敷内で大暴れしようとするが、鉄と錠に仕置きされる。お・わ・り お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年10月24日 16時06分35秒
コメント(0) | コメントを書く
[必殺仕置人] カテゴリの最新記事
|