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テーマ:心のままに独り言(8599)
カテゴリ:必殺仕業人
長すぎるの。
必殺仕業人 第3話「あんたあの娘をどう思う」 今日も全然面白くない大道芸を披露する剣之介とお歌。例によって誰一人金を置いて行かないが、子犬を抱いた少女(テレサ野田)だけ楽しそう。そこへ捕り方に追われた男たちが乱入。居合わせた柔術家・花輪東十郎(宍戸錠)があっという間に男たちを投げ飛ばしたり首の骨ぐりぐりしたりで大活躍。剣之介は「これでは商売にならん」と言って引き上げるが元々商売になってませんがね。その時、少女が子犬を預かってほしいと押し付ける。その後、剣之介・お歌の掘立小屋に差し入れを持参です。何だか美味そうですが子犬の餌でした。少女の名前はお市、子犬の名前はイチ。イチがお歌に懐いたため預けようと思った話す。つうことで預かり決定&剣之介はイチの餌をつまみ食い。主水は今日もだるく仕事。同僚の老同心・島さん曰く牢屋敷見回り同心は八丁堀の姥捨て山、これでも若い時は一生懸命仕事をした、しかし主水はまだ若い、これからですよ。そう言われながら囚人たちから微々たる賄賂を受け取る。その夜、お市に四両で自分を買ってほしいと声を掛けられる。半分でも一両でも構わない。主水は呆れながらも自分を粗末に扱うなと諭すがお市は金が欲しい。金は無いが知恵がある主水はお市の話を聞こうとするが逃げられてしまう。帰宅後りつに小言を言われても上の空、お市のことが気になる。捨三からも主水らしくないと言われる始末。そして昨夜、本所で夜鷹が揉めた話を聞かされる。素人娘が客を引こうとしてトラブルになったという。主水はお市のことではないかと思う。お市は東十郎の妾・お蝶(ロ三山田)の許で下働きをしていた。お蝶は飼っている子犬の譲渡をやいとやに相談、やいとやから三両の値をつけている人を紹介されるが微妙。しかも子犬は逃げ出していた。お蝶はお市に子犬を探し出すよう文句言いまくり。子犬はイチのことであり、東十郎から貰った犬だったがばか犬呼ばわり。ついでに「お前とお似合いだよ!」と暴言のおまけつき。つうことで東十郎が門弟で旗本のばか息子・戸崎一馬を連れてお散歩中。先日の捕り物が瓦版にも載って評判ですよ。その時イチを抱いた剣之介を見かける。東十郎は市を買い取ろうとするが「何千両と積まれてもお断りだな」ときっぱり拒否されてムカつくぜ。剣之介とお歌が帰って来るとお市が来ていた。昼間だけでいいので一日か二日ばかり置いてほしいとのこと。夜は用事があると言う。剣之介にOKをもらって大喜びでイチとじゃれ合うお市。その夜、お市は自分の身体を売っていた。買ったのは戸崎一馬。しかし金を払おうとしない。名前どころか屋敷の場所も教えず明日払ってやると逆ギレ。翌朝、号泣しているお市を心配する剣之介とお歌。剣之介は泣きじゃくるお市に事情を尋ねる。その後、主水に呼び出される。主水は剣之介がお市を四両でどっかのスケベおやじに差し出したと勘違い。「本当ならお前エは男のクズだ・・・汚えぞ!」と激怒すると「ぶっ殺してやる!」と刀に手を掛けるが、剣之介が解説開始。「人は誰でも自分で自分の道を切り開かなくっちゃいけねえ。俺はそれに手を貸しただけだ」。金のためではなく犬のために。お市は秩父の生まれで六歳の時に山津波で家族を失い江戸に出てきた。「それから十年。あの娘にどんなことがあったのか俺は知らねえ。あの娘は全身で自分を慕ってついて来てくれるものを初めて見つけた。それが犬だ。あの娘はその犬に自分の名前をつけた。イチという名をな。その宝をあの娘は今、自分の手でを自分の力で手に入れようと戦っているんだ。俺はその手伝いをしただけだ」。その頃お市は四両を手にお蝶の許へ戻る。やいとやがイチを三両で買い取ろうとしていたが四両なら文句なし。ついでに今日限りで暇をもらいたいと願い出るがこちらもOK。但し今夜は東十郎が来るのでもう一日手伝えと言われる。東十郎は戸崎を連れてきた。そして戸崎はお市を見て「あの女だ!」と気がつく。つうことで東十郎、お蝶、戸崎が悪だくみ開始。東十郎は何も知らないお市を力づくで凌辱し、噛みついてきたイチを掴むと床に叩きつける。泣き叫ぶお市を見てお蝶は笑いが止まらない。そんなこんなで主水は鳥居にイチを埋めるお市を見つける。「ごめんね・・・イチ・・・ごめんね」。お市は「向こうへ行って!嫌い!大人なんてみんな嫌い!向こうへ行って!」と叫ぶと主水に向かって四両を叩きつける。やるせない。溜息をつくことしかできない主水はお市から殺しを引き受ける。やいとやも罪滅ぼしに協力。そして本日の運勢コーナーはなんと「仏滅!」。その夜もお市は盗んだ食べ物をイチの墓に与えて話しかけていた。「イチ、寂しかったでしょ。ごめんね、ごめんね・・・」。そして主水が戸崎の首に刀を当てると横一文字に斬り、さらに背中を叩き斬る。続いてやいとやがお蝶を始末し、剣之介が東十郎を絞殺する。お市はまだイチの墓に供え物を与えている。翌朝、今日もだるく仕事。放免が決まった出戻りの銀次が泣きながら抵抗。「また戻ってきますからねー!頑張りまーす!」。島さんは主水に話しかける。「あの出戻り銀次はひょっとしたら我々より幸せかもしれませんなー」「え?」「冗談冗談。一杯やりますか?寒くなってきましたからなー」。にっこりする主水。お・わ・り お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年05月17日 09時07分10秒
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