やったぜ!(何もしてない)
雲霧仁左衛門 第11話「おかね富の市」
今回演出が全然ダメ。ある夜、盗賊・甚助は盗みを目撃されて逃走。盗賊仲間の大五郎はもっとデカい仕事をして来いと激怒。そこで悪徳高利貸しも営む油問屋・井筒屋(あほの坂田師匠の相方)を狙う。そこへ雲霧一党のニセ按摩・富の市が潜入。仁左衛門も目をつけていた。井筒屋に出入りしている野菜売り・おかねは日頃から富の市の面倒を見ていた。富の市ほの字ダネ。相思相愛かよコノヤローつうことで富の市は本気でおかねにラブ。ある日、おかねはふとした弾みで富の市が目明きだと知ってしまう。こうなったらやけくそ。富の市はおかねに求婚する。おかねは盗賊・夜兎の文蔵(曇り)の一味だった。文蔵は、これで富の市を通じて井筒屋の情報が手に入るぜとニコニコ。そんなこととも知らず富の市は井筒屋から金蔵のからくりを聞き出し絵図にまとめる。熊五郎は富の市を訪ねるが、人の気配を感じる。表にいたのはおかねだった。下駄の音を立てずに近づいて立ち聞き。何者か気になりますな。熊五郎の推理に富の市は激昂、しかしおかねは富の市が泥酔して寝ている間に例の絵図を複写、それを文蔵の配下・おかまの助三に渡す。ところが助三は甚助の許へ。こいつら文蔵を殺すつもりでいた。甚助が火盗改めにマークされているとは知らず。そんなこんなで熊五郎は富の市におかねを消せと命令する。富の市苦悩。おかねに自分が盗賊だから近づいたのか?と問い詰める。「お前は一体何者なんだ?何が目的で俺に近づいたんだ!一生ついていきますってあれは全部嘘だったのか!?」。泣きながらおかねの首を絞めるが殺せねえ。「とっとと出てけ!」。ぽろぽろのおかねを六之助がつける。おかねは文蔵にどうしていいか分からなくなったと打ち明ける。せっかく絵図を手に入れたのに。あんだって?文蔵は絵図なんて受け取っていない。そこにおかまの助三が現れ文蔵をぶっ殺す。ついでにおかねも始末しようとするが六之助に助け出される。おかねは文蔵に七つの時から育てられ、その恩返しをするため文蔵の許で働いた。恩返しの仕方を知らなかったとはいえ、雲霧一党に近づいたのは悪かったと仁左衛門に詫びる。仁左衛門は言い残すことはないかと聞く。既にほんまもんのビッグラブの富の市とおかね。「あっしも一緒に殺しておくんなせえ!おかね~!」「お前さ~ん!」。役に入りすぎて富の市役の六平直政は風大左衛門が流すドボジデの涙のような巨大鼻水を垂らす。これNGだろ。そんな二人に仁左衛門は刀を振り上げる。あれ?死んでないよ?「やり直すんだ。どこへでも好きなところへ行くがいい」。しかしおかねは富の市から離れようとしない。「わしの仕組みに入るつもりか?」そして「夜兎の文蔵の供養をせねばな」。その頃、火盗改めも動き始めていた。仁左衛門は井筒屋襲撃を今夜決行と宣言。富の市とおかねは熊五郎のサポートを受けて助三を仕留める。火盗改めが大五郎を相手に大捕り物を展開している一方、仁左衛門たちは井筒屋を襲撃。床にまき散らした油でつるつる滑る井筒屋にプッと笑う仁左衛門。二千両ゲット。翌朝、仁左衛門はつがいの文鳥を手に富の市の長屋を訪ねるが、幸せそうな富の市とおかねを見て鳥駕籠を置いて去っていく。つ・づ・く
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最終更新日
2021年09月05日 19時04分48秒
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