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テーマ:中国&台湾(3292)
カテゴリ:中国
南京古南都飯店のスタッフは日本語が話せる。 チェックインカウンターのスタッフも1年間日本のホテルで研修をしていたり、朝食を食べた4階の那古野(なごや)でも、味噌汁、焼き魚が朝食としてでてきた。 中国に来てまで、なにも日本食を食べなくともいいのだが、昨晩の南京料理が腹にこたえていた。 日本語で、普通に話ができ、味噌汁がのめるこのホテルは、中国にいることを忘れさせる。 ここは日本ではない。南京である。 ホテルのサイトより 南京グランドホテルは、1993年に日中合弁のホテルとして開業した五つ星のシティホテルです。南京市の中心に位置し、ホテル上層階からは南京市の全景が 眺望できます。緑に囲まれた文教地域にあり、賑わいと静寂を併せ持つ恵まれたロケーションの中、ビジネスや観光の拠点として、充実したご滞在をお過ごしい ただけます。 以下の情報は中国人気クイズ番組にも出演したことのある南京ドンブリさんのクチコミから。 現在は完全撤退してしまいましたが、元は日本名古屋有力29企業が合同出資していた南京"唯一"の日系ホテルでした。「古南都」の名も「名鉄グランド」の「グランド」を音から漢字表記になおしたものです。もともと、このホテル建設プロジェクトは江蘇省と友好関係にある愛知県の間で進められようとしていたものでした。しかし、愛知県は難色を示し、名古屋の財界にバトンはまわってきました。そこで「ホテル投資」の決断を下したのが当時の名古屋商工会会長だった竹田弘太郎氏(名鉄会長)でした。竹田氏は日本軍に参加したご兄弟を南京戦で亡くされていたそうです。ご兄弟への弔いと日中友好の思いを込めて...その思いは今でもホテルの「礎」にしっかりと刻まれています。フロントの仕掛け時計は右に名古屋の象徴「名古屋城」、左に南京の象徴「中山陵」が描かれています。日系資本が撤退した今でも、日本から渡ったその仕掛け時計が南京で永遠に友好の鐘を鳴らし続けてくれることでしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.03.22 07:15:07
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