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初台ドトール照すマン@ Re:楽器が上達する時間(10/06) そろそろテラスで集う季節になったね🎵
2016.05.31
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カテゴリ:長野

小石の湯 正明館

小石の湯正明館に宿を取った。
仕事が長引いて、遅くに到着して、フロントの女将に言われた。
「10年前の、ちょうど5月に宿泊されています。」
そうだったかもしれない。

その曖昧な記憶は、地階の源泉掛け流しの風呂場の前の絵を見て思い出した。



たしかにここに宿泊していた。
この絵に見覚えがある。

小石の湯という伝説がある。
結婚を前提とした許嫁が
、結婚間近にどこかに行ってしまい、観音様のお告げで河原で赤い小石を拾い集め、100個目を拾い上げたら、温泉が湧き出て、許嫁が戻ってきた、と言う話だ。

この話を覚えている。



その小石の湯 正明館の湯は、源泉掛け流しである。しかも、源泉温度が50度以上で、加水して、温度を下げないと熱くて入れない。

そんな素敵な地の利を得た温泉宿だが、施設の老朽化や諸般の事情もあり、3,500円くらいで宿泊できる。

戸倉上山田温泉は、不思議な温泉エリアで、整備された観光スポットと、真田幸村ツアーバスを受け入れる近代的な温泉旅館と、その裏側に広がる温泉街のスナック、射的ゲーム店や、更にルートインコート上山田や、小石の湯正明館のようなビジネス対応をしている宿と、そのまた奥の廃墟のようなホテル群がある。4つのエリアに分かれているようにも感じる。


いっそのこと廃墟をドラマ撮影でフィルムコミッション活用したり、富士急ハイランドのように、お化け屋敷活用にするのもおもしろい。


また、小石の湯のようなお話が、長野県は各地に多い気がする。

先日訪問したの八ヶ岳では、富士山と八ヶ岳が背くらべをして、負けた富士山が、棒で八ヶ岳を叩いたら、八つの山に分かれた、といった話がある。

駒ヶ根には、早太郎という犬にまつわる話がある。
見えてくるのは、こことどこかを結ぶ何か遠距離をつなぐ、繋がりの物語が多いのだろうか。
交通の弁が悪い長野だからこそ、繋がりの物語が生まれる。

新潟では、こういった過去の伝説、昔話をまだ、聞いていない。
逆に、長野県に入ると、名前にまつわる言い伝えのような話に触れる機会が多くなる。



宿の食事はこんな感じ。
旅立ちの安全を願うおこわ(御幸飯)が添えられていた。





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Last updated  2016.06.03 21:31:31
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