1時間ほどの距離を帰らず、3時間もあるところへ何故、先に帰っているなどと考えるのだろう? 脚が痛くて、我が家までは今日中に帰れない。「市民病院から市役所は近かったから、寄って来た。埋葬料は、銀行口座に振り込みます、って」「ふうん。すぐに呉れるのと違うのん」
役所が、窓口で金を払っているのは見たことがない。翌日、役所へ口座番号を電話で言っておこうと母に言ったら、通帳の藏い場所から何冊もの通帳を出して来た。みんな母の名義だった。「お父さんの名義のは、みな郵便局やわ。郵便局はあかんのん?」「郵便局はあかん」「なんでや。おかしいねえ」「役所も、郵便局は信用してないのと違う?」「郵便局は、潰れてないよ」
民間企業に身売りしようかという案があるらしいが、国のお商売はほんとにダメだ。速達が三日かかったこともある。重要書類を失われたこともある。土、日曜休みだし、荷物を送っても翌日先方へ着くとは限らない。
やっと、使っていない銀行通帳が見つかって、伊丹の市役所へ電話した。「はい。では、来月の7日に振り込みます」と言った。
「来月の7日やて」「なーんや。ヒマの要ることやね」
昨日は、「もうええ」と言ったのに。
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Last updated
2002.05.04 17:37:36
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