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2006年06月29日
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カテゴリ:脂肪酸
 今日は話題をがらりと変えて、不飽和脂肪酸について考えてみます。


◆不飽和脂肪酸を軽く復習しておきましょう。

 不飽和脂肪酸についてはすでに何回か話題に取り上げました。不飽和脂肪酸には活性の高いものから、オメガ3,オメガ6、オメガ9があることは覚えていますか?ちょっと復習してみましょう。

 現代の食生活では、オメガ6偏重になり、オメガ3が非常に少ない現実があります。オメガ3は植物では亜麻仁油(アルファリノレン酸)が最も含有量が多いですが、これは普通のお店ではまず売っていません。

 かつての日本人はサンマ、イワシ、アジのような青身魚をよく食べましたが、この中にアルファリノレン酸が代謝してできるEPA(エイコサペンタエン酸)DHA(ドコサヘキサエン酸)が豊富に含まれているため、オメガ3の不飽和脂肪酸が不足することはまずありませんでした。

 実はオメガ3とオメガ6の不飽和脂肪酸からは、非常に生体調節物質として非常に重要な局所ホルモン=プロスタグランジンが生成されるのですが、オメガ3とオメガ6からはそれぞれ異なったプロスタグランジンができます。

 つまり、オメガ3が極端に不足した現代人は、オメガ3系のプロスタグランジンが十分に作れない状況にあるのです。

 オメガ9は一番安定していて、オレイン酸がその代表です。オレイン酸が豊富に含まれているのは、まずオリーブ油(エキストラバージン)です。また、菜種油やこれを品種改良してエルカ酸の含有量を減らしたキャノーラ油の含有量もかなり高いです。「オレインリッチ」とかいうキャッチも耳にしますね。

 肉をたくさん食べるギリシャ人やイタリア人が長生きなのは、オリーブ油とワインとトマトをたくさん食べるからだとも言われています。オリーブ油に多く含まれるオレイン酸は熱に強いため加熱処理しても酸化しにくく、しかもコレステロールを低下させる効果があると言われています。

 復習はとりあえずこんなところにしましょう。


◆私たちが使用している不飽和脂肪酸の品質はかなりひどい!

 生命維持に必要な栄養素が現代の食品や食事で非常に欠乏していることはよく知られています。特にミネラル、ビタミン、繊維、アミノ酸、複合炭水化物(砂糖のような分子構造の単純な炭水化物、また広義には精製された穀類に対し、精製されていない穀類、野菜、イモ類、豆類など)などが不足していることは結構知られています。特にミネラルやビタミンについては認知度が高いのではないかと思います。

 しかし、現在私たちが使用している脂肪酸類の品質が劣悪で身体に大きなダメージを与えていることはほとんど知られていません。その問題点は現代の油脂類の作り方(製油法)に起因しています。

 かつてアレルギーや喘息というのはごく限られた人がなるものだったのが、今では多くの人が苦しんでいます。こうした病気が激増してきた時期と、製油法が現在的になった時期が呼応しているのは偶然ではないような気がします。

 油がどのように作られているのかを知っている人はまれです。今、従来のようにタネを絞って油を取っているケースは稀です。特に大手の油脂メーカーの場合はほとんどないと言っていいでしょう。

 もともと油が熱に弱く加熱すると酸化しやすいのはたぶん多くの人が知っていると思います。それでは、一般的な製油法で、まず原料を絞る前に45℃~85℃まで事前加熱をし、さらに途中で様々な化学物質を入れるため、その脱臭のために最終段階で230℃~245℃もの高熱蒸気を使っていることはご存じですか?メーカーでは短時間だから問題ないといっていますが、本当でしょうか?

 一般のお店で売っているほとんどの精製油はこのようにして作られているのです。当然、栄養物質が変質したり姿を消したりしていますし、極めて有害なトランス脂肪酸フリーラジカル(活性酸素)、その他の有害物質が含まれるのは避けられません。

 つまり、かつて圧搾のみで作っていた油が本物の食用油だとすると、現代の油はほとんど化学物質であり、食用油とは言えない状況なのです。

 トランス脂肪酸水加脂肪酸についてはまた後日書こうと思います。



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最終更新日  2006年06月29日 08時25分51秒
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