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テーマ:食物繊維(25)
カテゴリ:栄養素を考える
◆消化管の中での食物繊維の働き 食物繊維の効果についてはすでにまとめましたが、重複を恐れずもう一度見てみましょう。 1)まず口です 食物繊維を豊富に含む食べ物(精製されていない穀類、野菜、海草類、等々)は噛みごたえがあります。そのため自然と何回も咀嚼(そしゃく)せざるをえず、早食いできません。当然唾液の分泌も多くなり、しかも食品と長い間接触するため、消化酵素の効果も大きくなります。 唾液には殺菌作用もあり、しかも食品がその唾液とからまり希釈されることにより、歯垢ができにくくなります。つまり虫歯ができにくくなります。 2)次に胃です 胃に入った食べ物は上部にしばらく置かれ、その間食物に含まれる酵素によって自ら消化されていきます。 食物繊維の多い食べ物はすでに大量の唾液によってかなりかさを増していますが、さらに胃液によってかさが増大します。こうして食べ物を口に入れてから胃で消化されるまでに体積が大きく増え、さらに時間も多くかかります。 これによって満腹感が生まれ、必要以上に食べ過ぎることもなくなります。 ※「かさ効果」 同じリンゴを食べる場合でも生のまま食べる、ジュースにしたもの、裏ごししたもので比較すると、明らかに生のままで食べた方が満腹感は増大します。「かさ」という側面で見ても、生の場合がもっともかさが大きく、裏ごしの場合がもっとも小さいのです。食物繊維の豊富な食品は満腹感を得やすいということがわかります。 短いですが、今回はここまでにします。 ★サプリメントアドバイザーが身近にいない方は、ひとみ先生までご連絡下さい。 ★「にほんブログ村ランキング」に参加しました。クリックお願いします! ★このブログの内容をメルマガの形で配信しております。もし、メールの形をご希望の方は読者登録をお願いします。 ⇒ http://blog.mag2.com/m/log/0000184917 ★ひとみ先生のホームページもよろしく! ⇒ http://www.kenko-club.jp お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年10月26日 20時31分47秒
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