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カテゴリ:闘魂
デフレ時にデフレ政策を採るので、デフレは続く。増税もデフレ政策だ。日本は大国に翻弄される。地政学的にそういう宿命だ。
中国、ロシア、米国。こうした大国の磁場で踊る小さな島国だ。 野田首相は、いい加減にしてもらいたい。中身はいいからとにかく参加しよう。ダメだったら抜ければいい、というのは甘すぎるのだ。 相手の顔を立てるなんてのはありえない。相手は日本人ではないのだ。そもそも日本にとって有利なTPPとは何を意味するのか、そのイメージさえつかめない。 TPP原理主義者というのがいた。小泉政権下の竹中平蔵そして太田弘子がそうで、民主党では、前原誠司、野田佳彦たちがそれに連なる。 中野剛志がいうように、TPPの交渉参加は婚約で、アメリカにとっておいしいTPP成立が結婚である。したがって、婚約破棄で、すなわちアメリカは激怒する。 まずは入りましょうという野田首相のスタンスはある種の作戦だ。入ればアメリカが激怒するリスクが出てくるので、原理主義者の思うつぼになる。 この動画で彼はそういうことを言っている。古賀茂明の余波なのかも知れない。 野田首相を背後で支える官僚は、常に先送り体質であったし、いまもなおそうである。公務員の仕事というのは。自民党時代に問題をずうっと先送りして来た。そして、いよいよ事態が危機的な状況になると、とうとうこんなになっちゃったと開き直る。 それにしてもアメリカはえぐい。モロに簡保、郵貯、共済ですね。そして医療と来た。 中野じゃないが、億千万のジパングである。それほど米国もリーマンショック以降、追い詰められているということだ。 あと10年、日本はねばれば、キッシンジャーやデビッド・ロックフェラーも息絶える。 この10年で、BRICSの動静はどう変わりいくか、とにかく企業はアジアが活況づいていて、そして、新興国の隆盛はとめどなく続くので、推移を見守りたい。 欧米の金融資本と軍産複合体が追い詰められて、強欲で動くことが怖い。理不尽で、不合理というに尽きる。リビアの次はイランである。プーチンに期待するところ大。正義に光あれ。 平和のためにわれわれひとりひとりが出来ることを考える。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 23, 2011 09:05:44 PM
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