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時空の流離人(さすらいびと) (風と雲の郷本館)

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May 13, 2007
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 たまたま、近所のコンビ二に入ったら、コンビニには珍しい本が置いてあるのに気づいた。その日は別の買い物をして帰ったが、それから2週間くらいして、同じコンビニに寄って見ると、相変わらず、その本が同じところに置いてあったのである。

 それが、この「【図解】相対性理論と量子論」(佐藤勝彦監修:PHP研究所)である。内容は、いたってまじめで、現代物理学の2大基盤とも言える「相対性理論」と「量子力学」のエッセンスを、分かりやすく説明するというものである。読者が興味を持つよう、かのシャーロックホームズを案内役にして、語らせるなどの工夫がしてある。

 しかし、どう考えても地方のコンビにでは売れそうにない。この本を置いた経営者の決断(ちょっと大げさか?)には敬意を表するものの、科学関係の本が売れないわが国の現状には、不安を抱かざるを得ない。売れ残っているのに、あわれをもよおしたのか、この本が本棚から私を呼んでいるような気がして、思わず買ってきてしまった。値段が500円(税込)で手軽だったこともあるのだが。

 この本は、2部に分かれており、前半は「相対性理論」についてである。導入はホームズが相棒のワトソンに、光の性質の不思議について、自分の見解を述べるところから始まっている。後半は「量子論」についてであるが、こちらは、ホームズの宿敵だったモリアティ教授の孫と名乗る青年が現れ、ホームズと量子論について議論する。ホームズが、この青年に一本取られてしまうところから、量子論の説明が始まっている。

 この二つの理論から導かれる様々なことは、物理学を学んだ者には、良く知られていることであるが、一般の常識から見ると奇異な感じがするものが多い。中学生くらいになれば十分読める内容なので、このような本を多くの子供達が読んで、科学技術に関心を持ってもらいたいものである。


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「【図解】相対性理論と量子論」(佐藤勝彦監修:PHP研究所)
   
  

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Last updated  March 21, 2008 07:18:17 PM
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