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カテゴリ:日々の読書(ミステリー)
「堪忍箱」(宮部みゆき;新潮文庫)を読んだ。
![]() ![]() またまた、時代物の短編集である。収められているのは、次の8編。 「堪忍箱」:菓子問屋近江屋に伝わる、決して中を見てはいけないと言う箱についての話。 「かどわかし」:自分をかどわかしてくれと言う子供の話。 「敵持ち」:浪人を用心棒にたのむ話。そのおかげで、罠をまぬがれる。 「十六夜髑髏」:十六夜月に祟られたお店の話。 「お墓の下まで」:血のつながらない親子。実はそれぞれに人に言えない秘密が・・・。 「謀りごと」:浪人者の住んでいる長屋で、差配が死んでいた。その差配には様々な顔が・・。 「てんびんばかり」:姉妹のようにして育った幼馴染の人生のてんびんの釣り合いは・・・。 「砂村新田」:お春は、見知らぬ男に声をかけられる。その男は、お春の母親を知っているようだが・・。 いずれも、人間の心のざわめきを、絶妙な筆さばきで描き出した作品である。 ○このブログ、ランキングで何位かな。覗いてみてね。 ●「人気ブログランキング」 ⇒ ![]() ●「にほんブログ村」 ⇒ ![]() 風と雲の郷 別館(gooブログ)はこちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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