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時空の流離人(さすらいびと) (風と雲の郷本館)

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June 14, 2007
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 「勝ち組」、「負け組」という言葉が一時流行した。あまり好きな言葉ではないが、SEの世界で「勝ち組」に入るためにはどうすべきかということを述べた本が「勝ち組SE・負け組SE」(岩脇一喜:洋泉社)である。

 著者の岩脇氏は、大阪外語大の英語科出身ながら、富士銀行で10年以上のSEの経験を持っているとのことだ。

 岩脇氏によれば、SEの業界は、ITブームや、Y2K問題、規制緩和と業界再編により、その需要をまかなうために雨後の筍ように大量のSEが生まれた。しかし、必ずしも質が伴っているとは言えず玉石混合の状態であり、ブームの終焉と共にSEは2極化される。そして多くのSEが保守業務に回されるという。このあたりは、門外漢の私には想像するしかないのだが、この保守と言う業務は、重要な仕事ではあるが、モチベーションがあがらず、キャリアプランも描きにくいと言う。もっとも、著者は、決して保守業務を否定しているわけではなく、自らの経験から、保守業務には、保守業務ならでは醍醐味があるとも言っているのだが。

 それでは勝ち組となるにはどうしたら良いかといえば、それはSEとしてのアイデンティティを持って経営センスを初め様々な能力を磨いていくしかないようである。もっともこれは、SEに限らず、ほとんどすべてのビジネスマンにもあてはまることだと思うが。

 この本の中で紹介されている英国人のSEの話が面白い。彼は。昼食時間も惜しんで、勤務時間中はびっしりと端末に貼り付き、時間中にきっちりやるべきことを成し遂げて、定時に退社するというのである。日本人は、別にSEに限ったことではないが、長く働くのが美徳と思っているところがある。見習いたいものだ。


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「勝ち組SE・負け組SE」(岩脇一喜:洋泉社)



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Last updated  March 21, 2008 07:14:28 PM
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