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カテゴリ:国内旅行
最近、日帰りのバスツアーによく行く。今回行ったのは、山口県の東部と島根県の西部である。まず行ったのが「周防阿弥陀寺」である。山口県の防府市にあるそう大きくはない寺だが、奈良の東大寺の別院である。正式名称は、「東大寺別院 周防華宮山阿弥陀寺」と言う。 東大寺は、1180年(治承4)平重衡(たいらのしげひら)により消失させられた。その再建のため、朝廷より大勧進(だいかんじん)に任命されたのが俊乗坊重源(しゅんじょうぼうちょうげん)上人である。この際、周防一国の租税が東大寺に寄進され、重源上人は周防国務管理に任ぜられた。周防阿弥陀寺はは、この重源上人が、後白川法皇の現世安隠のために、1187年(文治3)に建造した寺である。 この寺は、別名あじさい寺とも呼ばれ、約80種類4000本の色とりどりのあじさいが、梅雨時には咲き誇り、訪れる人も多い。 なお、創建時の奈良の大仏に使われている銅は、山口県美東町の長登銅山跡(国指定史跡)から採掘したものであり、山口県はなぜか東大寺と縁が深い。 「周防阿弥陀寺」 「阿弥陀寺のアジサイ(青)」 「阿弥陀寺のアジサイ(白)」 「阿弥陀寺のアジサイ(ピンク)」 「阿弥陀寺の境内」 (続く) ○応援してね。 ●「人気ブログランキング」 ⇒ ●「にほんブログ村」 ⇒ 風と雲の郷 別館「文理両道」(gooブログ)はこちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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